Poser5以降で搭載されたマテリアル設定機能は大したものらしい。
以前のバージョンでリアルさを出すためには、テクスチャ(質感用画像データ)を購入したり作ったりするのが一般的だったようだ。それがPoser5以降からは「ノード」と呼ばれるものをつないでパラメータを調整することで様々なリアルな質感をテクスチャなしで表現することが出来るのである。
欠点は、ちょっとやそっとでは使いこなせないということころだろうか。
まずは、私がそれなりに苦労してマテリアル設定したAikoを見てもらいたい。(Aiko3.0マップ&モーフのテクスチャを適用、フルボディーモーフ Ralsticを1にしてリアル調にしてある)

▲それなりにマテリアルを設定したAiko3.0
セーラー服は例によってお金を出して買ったものである。高校生っぽさがみじんも感じられない女子高生が出来上がっているが、そこには目をつぶって質感について見てもらおう。
これが、マテリアル設定前。服がビニールっぽい感じになっている。今気づいたが、胸のリボンを赤ではなく青にマテリアル設定してしまっていた。まあいいか、それくらい。

▲ビニールっぽい感じ
肌の質感はジェイムス用のSSSを無理やり適用してある。(参照:テライユキにSSSを適用)ただし、Aikoはマテリアルのグループがやけに細かく設定されているせいか、一発では適用できなかった。手動で一つ一つのマテリアルに設定をしていったのである。

▲マテリアルルームでAiko本体のマテリアルグループを表示。やけに細かい。
今回設定したのは4つ。
- セーラー服のエリ
- セーラー服の白い部分
- スカート
- 靴下
順にマテリアル設定を見ていこう。まずは、セーラー服のエリ。黒い部分だ。
▲セーラー服のエリ(赤丸の部分)

▲マテリアル設定
テキスタイルというノードを作ってパラメータを設定する。ノードの作り方は、灰色の何もない部分で右クリックして、新規ノード>2Dテクスチャ>テキスタイルを選択だ。

▲新規ノード>2Dテクスチャ>テキスタイル
テキスタイルというのは、繊維とか布とかそんな感じの意味らしい。2本の糸?が折り重なっているような、繊維っぽい効果をつけることが出来る。画像が出てないぞという人は、赤丸のところをクリックすると出てくる。もう一度クリックすると消える。

▲テキスタイル
そのままでは繊維がでかすぎるので、「U_拡大縮小」「V_拡大縮小」の値をでかくして目を細かくしよう。値が大きければ大きいほど目が細かくなる。他のパラメータはよくわからない。
そして次は、作ったノードをマテリアル設定のとこにつなぐ。「テキスタイル」ノードの電気プラグマークをクリックしたまま、マテリアル設定の「拡散色」のところに持っていってクリックを解除する。(ドラッグするということだ)すると、二つが線でつながれるのだ。色々試してみると面白いが、思うような効果はなかなか出ない。道は険しいのである。
同じ要領で、「バンプ」のところにもつなぐ。バンプのところにつながれた画像に従って、マテリアルが立体的にでこぼこした感じに見えるのである。
せっかく作っても、色が黒なのでいまいちよくわからない。まあ、これはこれでおいといて次に行こう。
次はセーラー服の白い布の部分。色々試行錯誤した結果、「テキスタイル」ではなく「ベルベット」というノードを使ってみた。

▲セーラー服の白い布の部分

▲マテリアル設定
ベルベットは、新規ノード>ライト>特殊>ベルベットで出せる。「ノイズ」をつないでいるのは、実はPoser Figure Studioという参考本そのままだが、これをつなぐことで表面の微妙がざらつきが出ているようだ。
目の細かい木綿をイメージしたマテリアルだが、鏡面値を上げれば絹っぽくなるんじゃないだろうか。「透明度」を少しだけあげて、透け気味にしてあるが、効果は微妙な感じだった。
続いてスカート。

▲スカート

▲マテリアル設定
さっきのセーラー服の白い部分をちょいちょいと変えて青くしただけだ。スカートはもう少し鏡面値を上げてテカリを出しても良かったかも知れない。
最後に靴下。これにも再びテキスタイルを使う。めちゃめちゃ目を細かくしてしまって、プレビューでは布の感じはまるで出てない。もう少し調整が必要かも知れない。

▲靴下

▲マテリアル設定
とりあえず、これらを設定することでノーマル状態よりはかなりましな女子高生風の人が出来上がるのである。

▲女子高生風の人 完成
Sailor Uniform(購入済み) セーラー服のセット。スカート、ブラウス、靴下、靴、パンツとめがね、かばんのセット。セーラー服には巨乳モーフターゲットなども搭載。 →セーラー服の詳細レポート
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