
バイオ液。
なんだか恐ろしい響きだ。振り掛けると周辺の人がゾンビになって襲い掛かってくる、そんなイメージがある。考えすぎだろうか。
一連の実験を行うために、粉状のバイオミックスをぬるま湯に溶かして活性化させる必要がある。
お湯があるとバイオミックスは脅威の消臭能力(多分)を発揮するのだ。本当に脅威かどうかは実験を通して体で…というか、鼻で試していこうと思う。
作り方。
まず、霧吹きがあると何かと都合がいい。布だとか、靴だとか、壁にもまきやすいだろう? という訳で、霧吹きを買ってきた。100円ショップで売っていたものだ。
霧吹きの容器にバイオミックスを小さじ一杯くらい入れる。目分量でいい。そして、ぬるま湯をその上から入れる。
バイオミックスは微生物の塊なのだそうだが、熱湯を入れても生きているらしい。たいしたものだ。ただ、熱湯を入れると微生物は平気でも霧吹きの容器の方が溶けてしまうので注意してほしい。
そして、30分置いとく。すると、内部で微生物がもぞりもぞりと動き出し、うじゃうじゃ増えるらしい。(目に見えないくらい小さいので確認は出来ないが)
まとめ。
まとめるほどのことでもないが、まとめよう。
霧吹きを用意する。
バイオミックスを小さじ一杯入れる。
お湯を入れる。(霧吹きの容器が溶けない程度の熱さで)
30分置く
これで出来上がりだ。
ところで、30分後のバイオ液だが見た目は最悪だ。茶色くにごった泥水そのもの。
ここいらへんが、あまりメジャーになれない原因なんじゃあないだろうかと思う。
注意!
水に溶かした微生物は2〜3週間ぐらいで死ぬらしいので、それまでに使い切ってしまおう。微生物は生き物なので、死んだら臭いがする。使い切れない場合は、思い切って残りのバイオ液を捨ててしまった方がいいだろう。捨てる場合は、台所の排水溝にでも捨てておけば、排水溝の中がきれいになるはずだ。
現在、霧吹きにいれて使うと「あっという間に目詰まりを起こす」という悲しい事態になっている!対策を検討中である。
メールで販売元に問い合わせをしてみた。
そんなこと知りません、とか言われるかと思ったら、
「粉をティバックに入れてみてはどうでしょう」との返事が。
なるほど!!さっそく紅茶を買いに行ってみようと思う。
霧吹き改良! 「バイオ霧吹き 誕生」

▲紅茶を買ってきた。10個入りで約200円。
ブランドはどこでもいい。とりあえずコンビニで買ってきた。

▲取り出したティーバック
ティーバックはこのようになっている!ことは誰でも知っていると思う。まずは、このティーバックを使っておいしく紅茶を飲もう。紅茶を飲む前に中身の葉っぱを捨ててはダメだ!
何故かって?もったいないからだ!
使い終わったティーバックの上部をはさみで切って、中の紅茶の葉っぱを捨てる。そして、きれいにあらう。

▲きれいにあらったけど、茶色っぽいティーバッグ
なんと、ティーバッグというのはこういう長い袋が二つ折りになっているのだ。初めて知った事実である。
そして、ティーバッグの頭の部分を切ってしまったため、当初の想定の「袋状」ではなく、「筒状」になってしまっている。
つまり、底が抜けてしまっているわけだ。これにバイオミックスを入れても、漏れてしまいそうである。
どうしよう、もう一杯紅茶を飲むか、と考えていた。
そうだ、目詰まりしなければいいんだったら、霧吹きの吸い込み口にティーバッグをつけたらどうだろう?

▲改良されたバイオ袋つき霧吹き
吸い込み口につけたティーバッグは、取れないようにひもで縛った。ティーバッグについてた、タコ糸みたいなひもで縛ってみた。物を有効利用したような気分である。
かくして、バイオ袋(その正体は使用済みのティーバッグだ!)つきの霧吹きが誕生した。
そして名づけよう。お前の名は、「バイオ霧吹き」だ!
あとは霧吹きの容器にバイオミックスを溶かし、思う存分シューしてやればいいのだ!
どっかのメーカーが「目詰まりしない霧吹き」として商品化しないだろうか。
そして、売れたら私に分け前をくれないだろうか。
2005年4月、お金が大好きな私はそんなことを思い、ひとまず「目詰まりしない霧吹き」の完成を喜んだ。
ちなみに日付を入れたのは、もし製品化されたら「私がもっと前に考えてたもんね!」と負け惜しみをいうためである!
中身の入ってないティーバッグ
使用済みティーバッグを使わなくても、100円ショップに行けば中身の入ってないティーバッグが売ってるよという情報を何人かの人にメールでいただいた!なかなか見つけられなかったが、先日、ついに100円ショップで発見!
こいつは袋自体が大きいので、袋の方にバイオミックスを入れるという本来の使い方が可能である!
バイオ霧吹きでさえ目詰まりしてしまう件
実は私も初めて知ったが、霧吹きの構造というのはストローのような部分の先っちょから液を吸い、ストローの根元付近にある別の穴からは空気を吹き込んでいる!
つまり、いくらストロー部分をガードしても「吹き込みようの口」からバイオミックスの砂が入り込むといつしか目詰まりを起こすのである!まいった!
これを防ぐには、上記の「中身の入ってないティーバッグ」にバイオミックスを入れ、ホッチキスなどで口を閉じた後、霧吹きの容器部分に入れるという、本来の使い方が有効である。
世紀の大発見と思われたバイオ霧吹きは、長いこと使ってるとやっぱり目詰まりするという、悲しい結末を辿ってしまったのだった。
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