2005年11月26日

血と骨 女と暴力に満ちた働き者の話

 血と骨。

 おどろおどろしいタイトルである。北野武が主演で、殴ったり蹴ったりするシーンがものすごいという噂だけは聞いていた。

 全編に渡って、コメントのしにくい重い出来事がいっぱい起こる。最初から終わりまで、ずっともやもやしたものが残りっぱなしで爽快感がない。特に感動するわけでもない。

 しかし、何故か最後まで見てしまう。えげつない出来事が次から次へと起こるからだ。人間の負の部分を刺激するような、大人向けの映画と言えるだろう。

 と、偉そうに書いてみたが、私自身はそんなに楽しめなかった。エロシーンがばんばん出てくるので、子供に見せたり、家族で見るのもおすすめしない。

 濱田マリが脱いでいたのが、一番印象に残った。

血と骨関連一覧(アマゾンドットコム

血と骨 通常版 [DVD]/
人間臭〜い作品です。メチャクチャ暴力ふるうビートたけしがはまり役。でもみんなもすごい!元?濱田マリの毒の吐きっぷりも様になりすぎで、残酷なことを言うんですが、あんまり似合って過ぎて笑ってしまった。人間の本質的な姿が現れてます。なんかメチャクチャやねんけど、絆がある。だってみんな家族の元に帰ってくるんだもん。でもすごく残酷。綺麗ごとなんかくそくらえって思わされた作品です。

血と骨 コレクターズ・エディション [DVD]/
やはり実話はいい。胸に迫るものが有る。ビートたけしの暴力的人物像が見事に出ていた。この役をやれるのはこの人しかいないでしょう。
本のストーリーとは最後の方が少し違う気がするが、完成度は高い。
最初から最後まで飽きさせず、何かこう引きつけられる何かが漲っている映画だと思った。
この時代の人は強かった。今日を生きるのに必死だった。金もものもないけれど男も女も人間の欲望を曝しながら頑張って生きた時代でもあった。
人間とは一体なんだろう。この映画の題名はまさにそれである。
頑張って作り上げた監督とこの多くの出演者に拍手を送りたい。
私としてはこの映画が賞に選ばれるべきだと思った。

ちなみに喧嘩や女性への暴力は本当に殴っているようだったが、それが又現実的だった。


血と骨 [DVD]/
ビートたけしの存在感が本当にすごい。たけしのキャラを勘違いしてしまうくらい恐ろしい。

ストーリーはすさまじい性欲と金欲に暴力を振るう男の生涯と家族を描いている。
脇を固める役者もいい味をだしているし、とにかくかっこいい映画だと思う。
家族や人から遠ざけられても気にしていない。
男という存在の理性を取り払ってしまった状態はこのような状態なのだろうか。
一見の価値のある作品。

ペドロ・コスタ DVD-BOX (血/溶岩の家/骨)/

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Posted by kabuki at 2005年11月26日 02:42 | トラックバック
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