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仏友会 たけながさんのご紹介

信じられない軽装備で国内を行く、無茶な自転車旅行日記「9349」を自サイトにて連載中。仏友会というおごそかなサイト名にマッチした、仏像、神社の鳥居、聖書などを独自の視点で扱ったコンテンツやお笑いをテーマとしたコンテンツあり。


走っている時のひまつぶし

※長時間自転車で走ってて、何が面白いのか?暇ではないのか?暇だとしたらどうやって、その暇をつぶして走っているのか? そんなところに迫ります。
仏友会たけながさんのコメント

 「走っている時のひまつぶし」について。

 自分からお題を出しておいてアレですけど、実際の話、そうヒマでもないんですよね。
 とくに街中を走る時は、歩道なら歩行者や段差に注意しなきゃいけないし、車道なら後ろから来る自動車や車道の段差に気をつけなきゃならない。逆に忙しいくらいで。

 人里離れると、急に暇になります。
 自動車なんてほとんど通らないし、道路だってなかなかに立派で、のんびりぼんやりと走ることができます。

 ただ、そればっかりじゃあ、ないわけで。

 初めて自転車旅を始めたころから、数年前までずっと、旅にラジオは必需品でした。
 人里離れた夜道をひとり走っていると、どうも、さびしいんですね。波の音や、自転車の走行音しかない。
 それでラジオを聞いてました。高校一年の時に買った、ソニーのイヤホン内蔵型。単四電池で10時間ちょい動いたので、何本かスペア電池を持っていけば事足りました。 ラジオはほとんどAM。適当に合わせた周波数のを聞いていました。
 それを、一所懸命、聞きます。相槌を打ったり、つっこんだり。

 どうせまわりには誰もいないんだから、平気です。

 ラジオも聞けないような時、そしてラジオを持っていかないここ数年、なにをしているか。

 歌ってますね、うろ覚えの歌を。うろ覚えの歌の場合、同じ部分の繰り返しになってしまっていつまでも終わらなかったりしますけど、大声で歌うと気分が晴れます。眠気も飛びます(眠くなったら寝ましょう)。

 あとはなんだかわかりませんけどわーきゃー叫ぶこともありますね。
 これも日常生活ではなかなかできないことであり、旅という非日常に大声で叫ぶという非日常をトッピングすることで、ダブルの効果が得られます。

 あとはまあ、とくにお薦めできないですけど、俺がよくやってたのは、創作落語ですね。まあ落語でも漫才でもいいんですけど、落語が好きなもんで。
 「旦さん、いてはりまっか」「おうお前か、まあお上がり」から始まって、なんか適当にやりとりをするんです。たまにきれいに話が落ちたりすると楽しいんです。

 昼間は、我々には目がありますので、いろいろ見てひまつぶしができます(目のない人には申しわけない)。

 俺は、まず神社です。神社というより、鳥居なんですけども、鳥居を見つけると立ち止まり撮影しメモをし、と忙しい。

 走りながらのひまつぶしは、自動車ですね。
 走っている自動車は殆ど顔と名前が一致しますので、自動車さえ走っていれば、暇つぶしになります。知らない車が通ったら通ったで、やっぱりひまつぶしになります。

 あれですね、そういう、全国にあるもので、ちょっとずつ違うようなものを見分ける趣味なんかのある人は、走っていて暇じゃないですね。適当にいいますけど植物とか。


 で、それ以外のとき、何を考えて走っているのか。
 いろいろ考えてます。
 人間とはいかに生きるべきか、なんてことは考えたことはないです。
 この道でほんとに合ってんだろうか。俺は何時まで走り続けるんだろうか。この膝の痛みは尋常じゃないが取れたりはしないか。腹が減ったがどこかにファミレスはないのか。自転車から異音がするが大丈夫なのか。あの人はこんな朝早くからなにをしていたんだろう。あ、猫だ。歩道せまいなあ。トラックはうるせえなあ。この道いい道だなあ。あの子かわいかったなあ。荷物が外れそうだなあ。とか。

 たまに山道を押しているときに、世紀の大発見などをしてしまうことがあるんですが、のぼりおえると忘れてしまうので、残念ながらどういったものかはわかりません。


 ひまつぶし、というお題を自分で出したわりには、特殊なひまつぶし方法は見つかりませんでした。


 それじゃ、次のテーマは「体の痛み」でお願いします。
 日常生活では痛まない部分が痛みますからね。じっさい。


※たけながさん、ありがとうございました。次回は「体の痛み」でお送りいたします。

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