全力HP > 冒険 > 特別企画・仏友会たけながさんとの対談
| 仏友会 たけながさんのご紹介 信じられない軽装備で国内を行く、無茶な自転車旅行日記「9349」を自サイトにて連載中。仏友会というおごそかなサイト名にマッチした、仏像、神社の鳥居、聖書などを独自の視点で扱ったコンテンツやお笑いをテーマとしたコンテンツあり。 |
健康ランド※安価で泊まれる宿として貧乏旅行時によく利用される。もちろん広々とした風呂もあって、酒や飯が食えるのが一般的。全力HPかぶきのコメント健康ランドに行きだしたきっかけからを思い出してみますね。※ ※ ※ ある週末。 なんか面白いことしたいなあと思ってた。どっか知らないとこに行って泊まって帰って来るのが面白いんじゃないかと私の中で決まった。 世間一般では、それを「旅行」というのだが、緻密な計画をたてず、いきあたりばったりで行ったら面白いんじゃないかということになった。 泊まる場所について考える。 ビジネスホテルは味気ない。かといって、旅館は値段が高すぎる。両者の値段以外の違いはなんだろう。 でっかい風呂とうまいメシがついているってことじゃないか。でっかい風呂があって、うまいメシがあるところ。過去、そんなような場所を聞いた覚えがある。 健康ランド。今まで全く縁のなかったキーワードが浮かぶ。インターネットで調べてみると、なんと宿泊可能な健康ランドも数多くあることがわかった。 ふふ、くくく。安くてでっかい風呂があってメシがある。私のやろうとしていることにぴったりの施設があったぞ。ただ、ビジネスホテルのようにあちこちにあるわけじゃあないので、ある程度の事前計画は必要だ。 一番最初に行ってみたのは、茨城県、つくば市の「湯〜ワールド」ということころだ。実は、ここほど施設が整ったところを他で見た覚えがない。たけながさんのコメントに「どこをチェックするのか」というのがあったので表にして答えよう。チェック結果は湯〜ワールドのものだ 湯〜ワールドチェックリスト
項目を順番に説明していこう。 1.店員の態度 健康ランドに限らず、サービス業において私がもっとも重視するのが店員の態度だ。湯〜ワールドの店員は訓練されたものじゃなく、人の良さが滲み出しているようないい感じだった。今まで3回行ったが、全部いい感じだった。 最悪だったのはアゼロン千葉と川越健康ランドで、「客が増えるとこっちの仕事が増えんだよ!時給は変わらねえんだよ!」という態度が感じられた。そして店員の態度が悪かったところには二度と行かないことにしている。 2.風呂の種類 健康ランドに行く主な目的・風呂。通常の風呂、バイブラ(泡がぶくぶくでる風呂)、ジェット風呂(ジェット水流が浴槽内で吹き付ける風呂)、寝湯(寝て浸かれる風呂。そのまんま)、打たせ湯(一点集中しておちてくる湯で肩や頭などを打たせてコリをほぐす)、露天風呂(外風呂)、薬湯(体にいい成分が入っている風呂)、サウナ、スチームサウナ(水蒸気がもくもくしてるサウナ)などがある。湯〜ワールドには一通りそろっていた。アカスリやマッサージもあるのだが、私は利用したことがない。 3.風呂の込み具合と広さ 都心に近い健康ランドだと、人がいっぱい居て落ち着けない。満員電車並みに人がぎっしり詰まった浴槽などは考えるだけでぞっとする。やっぱ風呂は手足を伸ばして入りたいのだ。湯〜ワールドは込んでる時間帯もあったが、込み具合と広さはまあ普通だった。 4.宴会場(メシ食うとこ)の込み具合と広さ 健康ランドでは、宴会場と呼ばれる大広間が食堂になっていることが多い。ここが狭くて他人と相席などということになると最悪だ。大体の人は複数で来ているし、ここで酒を飲むことも多い。酔っ払いの団体に一人シラフで近づくのはイヤだ。また、カラオケが置いてあるとこは、俺の自慢ののどを聞かせてやろうというおっさんが絶対に居るので気をつけたい。カラオケはいいから自分の席で楽しく騒いでろといいたい。なお、支払いは入場時に渡されるロッカーの鍵番号でチェックされ、出るときにまとめて払う仕組みになっている。そのため現金を持ってく必要はない。また、席ごとに呼び出しブザーが置いてあることが多く注文時に「店員さーん!店員さーん!」と叫ぶ必要もない。 5.仮眠室の込み具合と広さ 仮眠室には簡易ベッドやリクライニング式のソファーが置いてあることが多い。だが、その数は少なめに設定されていて、遅くまで飲んでたりして出遅れると床で寝る羽目になったりする。宿泊するときは早めに場所を確保して寝てしまった方がいいだろう。なお、ライターやタバコなどを席において長時間「席とり」をするやつが必ず居る。だめだと書いてあってもそんな子どもみたいな真似をする大人が多数居るのに驚きだ。そもそも仮眠室が広ければそんなことは起こらないのだが、湯〜ワールドでも仮眠室は少なめ。 6.現金を持ち歩かずに済むか 宴会場でメシを食うときにはロッカーの鍵で支払いをすることで現金を持ち歩かなくていい健康ランドがほとんどだ。というか、いままで飯の支払いをその場で現金でさせる健康ランドは見たことがない。ただ、あちこちにある自動販売機は現金が必要になることがほとんどだ。しかし湯〜ワールドでは自動販売機もロッカーの鍵で変える。ロッカーの鍵にバーコードがついていて、自動販売機には読み取り装置がついているのだ。ロッカーの鍵をかざしてジュースを買う。メチャハイテクだなあという感じがする。ここまでやっているのは他に1,2軒の健康ランドくらいしか知らない。 7.ロッカーの大きさ 普通の人は車で来るので、別に気にしないかも知れない。だが私は結構な量の荷物を自転車に積んで行ったりするのでロッカーの幅が狭いと荷物が入りきらないこともあるのだ。だいたい30センチくらいの幅のロッカーが主流だ。最近の私は、こんなもん盗るやついねーだろという荷物は自転車にくくりつけて放置するという業を学んだ。湯〜ランドもまあ普通。 8.部屋着のセンス 風呂はいったりメシ喰ったりまた風呂はいったりと自由度の高い健康ランドでは部屋着を用意していることが多い。男は青、女はピンクと男女で色分けしていることが多い。これは仮眠室が男女別に分かれているので異性用の仮眠室に潜入しようとするチャレンジ野郎どもへの対策だろう。だいたい無地の部屋着が多いが、中にはでっかいバラをどーんとあしらった、意図のわからない部屋着もある。湯〜ランドのはまあ、普通。 9.その他のひまつぶし施設 風呂とメシがあれば私は満足なのだが、さすがにちょっと時間をもてあますときもある。ゲームコーナーやカラオケコーナー、雑誌コーナーなどのある健康ランドが多い。変わったところだとインターネットコーナーや漫画コーナー、フィットネスコーナーなどもある。湯〜ランドにはゲームコーナーはとりあえずあった。また、ひまつぶしというわけではないが、どこの健康ランドでも自動マッサージイス(有料)は置いてある。 10.子ども隔離施設 よせばいいのに子どもを健康ランドに連れてくる親が居る。風呂とメシくらいしかない健康ランドは子どもにとっては苦痛だろう。そのためか、ときおり風呂場でうぎゃあ!と奇声をあげたり、仮眠室でどたばたやっている子どもが居る。親ももっと楽しいとこに連れて行ってやってほしい。だが、健康ランド側もたいしたもので、子ども向けのプールだとか、室内ジャングルジムやでっかい積み木があるコーナーなど、隔離用の施設を用意して、ゆっくり楽しみたい大人と激しく遊びたい子どもをうまく同居させている。湯〜ランドは子供用施設なし。 一通り説明してみたが、ほんとはもっと漠然と「なんとなく良かった。また来よう」みたいな感じで判断しているのだ。 最後に、特に必要ないかも知れないが健康ランドで楽しむまでの流れみたいなものを書いておこう。一度行ってしまえばなんてことないが、初めて行くときはちょっとどきどきするものだから。 1.健康ランドに入店すると玄関付近に靴を入れるロッカーがある。鍵を閉めて、靴ロッカーの鍵をフロントに渡し、健康ランド入場料(基本料金)を支払う。靴ロッカーは帰るときまで返してもらえない。つまり健康ランド滞在中は基本的に外に出ることは出来ない。 2.フロントで更衣室用の鍵を渡される。同時に部屋着やバスタオル、フェイスタオルを渡される。部屋着は専用の受け取りコーナーで受け取ることもある。 3.更衣室用の鍵には番号が書かれているので、それをたよりに更衣室内の自分のロッカーを探す。部屋着に着替えてもいいし、そのまま風呂に入ってもいい。鍵は手首に巻いておけるようになっているので風呂はいるときもそのままつけて置くように。失くすと弁償だ。 4.風呂には好きな時間に入れる。ただし、清掃時間帯は入れないので、チェックしておく必要がある。朝風呂に入ろうと楽しみにしていたら清掃中で入れなかったということが時々あるのだ。 5.宴会場とか大広間とかで飯が食える。支払いは更衣室用の鍵で行うので現金は持ち歩かなくて良い。注文時には鍵の番号を見せ、飲み食いが終わったらそのまま何も言わずに立ち去ってオッケーだ。 6.風呂入ってメシ喰うと眠くなってくる。だいたい仮眠室が用意してあって、毛布も置いてあるので横になろう。テレビや映画が見れるとこもある。仮眠室は男女別のところがほとんどで、女性も安心だ。今のところエロ親父が女性用仮眠室に忍び込んだという事件も聞かない。泊まる場合は早い時間帯(10時ごろ)から席を確保しとかないと満員になる恐れがあるので注意。 7.満足したらチェックアウト。チェックアウト時間は健康ランドによって設定されているのでそれまでに出ること。さもないと追加料金を取られる。また、一泊すると「深夜料金」と称して1000円ほど追加料金を取られるのでこれも計算に入れておこう。部屋着などは返却所に返す場合とフロントに返す場合がある。荷物をまとめてフロントで更衣室のロッカーの鍵を返し、チェックアウトすると、飲み食いした料金等をまとめて支払うことになる。領収書ももらえる。最後に靴のロッカーの鍵を返してもらい、外に出られるという訳だ。 おつかれさま。これを読んでくれた人と、そして私におつかれさま。 ※ ※ ※ 私の場合、健康ランドとか、うまいメシだとかがこの先にあると思えばこそ、道中困ったことがあってもなんとかやってこれました。妥協もありましたが。いや、妥協の方が多い気はしますが。 健康ランドがゴールだとすれば、そこにたどりつくまでに起こったさまざまなトラブルはその過程。トラブってるときは気が気じゃないんですが、旅を終えて帰ってみるとなんとも言えないいい思い出になってるんですね。なんでだろう。 次回は、そんな「トラブル」についてたけながさんに語っていただきたいと思います。 こようと ※というわけで、たけながさん、次回は「トラブル」でお願いします。 |