テレビを見ていると、見た感じ40歳くらいかと思われる女性が、ある人から相談を受けているところが写っていた。

喋っている内容はすっかり忘れたが、しゃべり方はこんな感じだ。
「んー。でもね? 自分の? 考えに? 正直に? ならないといけないと思うの。」

頭をカチ割ってやりたい衝動が沸いた。

言葉尻を上げる、いわゆる疑問文の時に使用する手法だ。
絶対にやるなとは言わないが、この女性の場合は使用頻度が高すぎた。

ちなみに私がこのしゃべり方も許せるかな…と思えるのは、以下のような場合だ。

「えー、山田さん?からお電話です。」

これはつまり、電話口で「ヤマダ」と聞こえたが、実は「ヤマネ」とか「ヤマサ」かも知れなくて、
ヤマサだったらどんな漢字なのかわからなくて、ちょっと自信ないけど
多分ヤマダさんなんじゃないかな? という心の不安がうかがえる。
つまり、正しいかどうかわからないときに疑問型にするのだ。
もっとも、はっきりわからないんなら聞き直せ!という意見もあると思うが。

前出の女性は自分の言葉全てに自信がないということになり、
そんな自信のないやつが人の相談受けるなよということになる。

以上をまとめると、疑問型を連発するおばさんは腹が立つ、ということになるのだが、
ここで一つ冷静に考えて見よう。何故腹が立つか。

どうやら私の中には「おばさんのしゃべり方」というパターンが出来ており、
前出の女性はこれを大きく逸脱しているために私の感情を刺激するようだ。
同じような事柄をいくつか考えてみよう。

「超むかつく!」を連発するおばさん。 … たまに居そうだ。
セーラー服を着るおばさん。 … 怪しい歓楽街にたまに居そうだ。
自分のことを名前で呼ぶおばさん。 … 見たことはないが、見かけたらスリッパでひっぱたきたくなる。

ちなみに最後のは、おばさんでなくとも20歳になったらやめて欲しいと思う。

ま、逆に考えれば私の心が狭いということか。いかんいかん。

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