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 TVを見ました。面白かったです。などと日記に書いて、読む側が面白いとは全く思わないのだが、
 ま、良いだろう。
 つい最近、TVで放映されたので見た人も多いだろう。子ブタさんが主人公の物語である。
 人間に食べられるだけの存在から、牧羊ブタへの道を進むベイブ。見始めて10分程度で、「これは私が好きなタイプの映画だ」というにおいを感じ取った。
 「おじいさん、ベイブを撃っちゃだめだ!」「レックス、おまえはそこまでして・・・」
 などと、心の中で語り掛ける私。
 完全に世界に入り込んだ私は、涙と鼻水をたらしながら、
 物語の結末を見守っていたのであった。
 仮想現実の世界に入り込んで帰ってこれない人がいる、と聞くが私にもきっとその才覚・・・というか危険性があるような気がした。
 次の週末、パート2である「ベイブ 都会に行く」のDVDが2000円ほどで売っていたので即買いし、またもや世界に入り込んでいたのであった。
 こういった映画を見ると、自分の中の汚い部分が洗い流されるような気がするが、一番寝て起きると元の自分に戻っているというのは、なんとも悲しいことである。
 
 といったところで今回の日記はおしまい。
 
 
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