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ハンディGPSをいじりまわす
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ハンディGPSをいじりまわす
とりあえず使ってみる
電源を入れると、小惑星がぐるぐる回るアニメーションが表示され、起動時の初期化らしきことが始まる。5秒程度だ。

次に、GPSが電波?を受信できる衛星を探し始める。とりあえず3つ以上の衛星から受信できれば、GPSとしては機能するのだ。建物の中や、背の高いビルが多い場所だとなかなか衛星が受信できない。少々ひらけた場所に出る必要は、ある。

▲衛星補足中…

しばらくすると、地図に自分の位置が表示される。上が常に北だ。ロールプレイングゲームのような感覚である。

ここで、ハンディGPSの機能「POI」というのがある。ポイ?何の略かは忘れたが、近所の施設を検索できる機能だ。別にネットにつながるわけじゃなく、内蔵されている情報を検索するだけなのだが、これがありがたい。

最寄り駅を探したり、トイレに行きたくてやばいときに近くの公園を探したり、ホテルなんかを探したり、だ。あまり使ったことはないが、名所なんかも登録されている。行きたい場所を選んで、「ナビ」を選ぶと、目的地への方向を指し示してくれるのだ。


▲見難いけど、近所施設検索画面。「宿泊施設、アトラクション、娯楽、サービス…」などをジャンルから選択

簡易ナビ機能という感じで、一方通行とか、ルートの指示とかは全くなし。方向だけだ。だいたいの場合はこれで事足りるが、要塞のような作りで西からしか入れないような地形のときは、周辺をぐるぐる回ることになって、少し苦労した。

地図は、1cmが80mの縮尺が最大で、ズームイン・ズームアウトや、スティックを使ってスクロールさせたり出来る。ただし、容量の関係で、「詳細地図」は、関東、近畿、東北など、一部の地方しか入れることが出来ない。詳細地図が入っていないと、大雑把な地図しか出てこないのだ。

日本中飛び回るような場合は、詳細地図の入れ替えをパソコンを使ってやる必要があるが、詳細地図なしでも主要な国道や駅ぐらいは出てくるので、めちゃめちゃ困るということもなかった。私が関東近辺を主な活動地域にしていることもあるが。

  1. ちょっと困った点
・自転車のハンドルに固定し、段差などでガタンと衝撃があると電源がオフになってしまう。
 一瞬故障か?と思ってしまうが、そういうものなんだそうだ。電源を入れなおせばまた使えるので特に問題はない。

・ログの転送にめちゃめちゃ電池を食う
 ハンディGPSには「軌跡ログ」という、自分が通った道筋を記録する機能がある。これをたどってきたとおりの道をまた帰ったりするのに使う他、パソコンに保存して自分の移動した道を見ながらニヤニヤするという楽しみ方が出来る。が、ハンディGPSとパソコンをケーブルでつないでデータを転送すると、なんと転送するだけで単三アルカリ電池がほぼまるごとなくなるのだ。電池食いすぎである。

  1. お気に入りの点
・電池で動く
 出先で簡単に手に入る乾電池(単三×2)で7時間ほど稼動するのがありがたい。

・近隣検索機能
 近所の公園や駅、宿などが検索できる。検索結果に対して「ナビ」を選ぶと、目的地を矢印で教えてくれる「簡易ナビ」が使える。

  1. ■その他、あまり使わないけどついてる機能
・走行距離・平均速度・日の出・日の入りなどを知らせてくれる機能
 あまり使わないが、サイクリングや釣り、山登りなんかに便利そうな情報が出てくる。走行中は、スピード(時速表示)も表示される。

▲走行距離や平均速度などを表示してくれる

・キーワード検索機能

 地名などを直接入力して検索する機能。入力方式が面倒なのと、検索結果の精度が低いのであまり使っていない。



機能としては、だいたい期待していた通りである。そして、これが一番重要だ。私がこのハンディGPSを手に入れてから、迷わない男になったかどうか。

なった。私は、体内の方向感覚は相変わらず鈍いまま、決して迷わない男になることが出来たのだ。

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