ととっこ団通信
ととっこ団ふとんにめりこむ
 HOME
ととっこ団ふとんにめりこむ
 ばふっ。ばふばふっ。

 ととっこ団(こと&ぱく)は勢いよくふとんに突進しては、めり込んでいた。

 だんだん寒くなってきたため、人間用のふとんを新しく購入した。使うのは私である。ためしに敷いてみると、これがなかなかのふかふか具合。横になってみると、私はいつしか寝てしまっていた。

 ばふっ。ばふばふっ。

 何者かが私をふとんの上から攻撃している。ととっこ団の仕業である。

 ふとんの下に何かもぞもぞ動くものが入っていることに、ととっこ団は気づく。もぞもぞ動くものは私だ。そんな得たいの知れないものにも勇気を持って、というか、面白半分に立ち向かうととっこ団であった。

 スピードと跳躍力をほこることっこが、ジャンピングアタックで私の位置を特定する。続いて、パワーのあるぱくっこがぼふっ、と突撃してふとんにめり込む。恐るべきコンビネーション攻撃の、大したととっこ団であった。

 思えばととっこ団長は、ふとんの中で私がもぞもぞしていても、そういうものかと思っていたようで、じゃあ寒いから自分も中に入るかという顔をして、ふとんの中に入ってきていた。緊張感のない、寒がりのととっこ団長であった。

 それまで一方的に攻撃を受けていた私だったが、やられっぱなしでは終わらない。近くにあった最終兵器、猫じゃらしをにぎり、ふとんの中から先っちょを出したり入れたりする。

 ひるむととっこ団。

 時々フェイントをかけて、猫じゃらしの代わりに私の手を出したりする。

 うわっ。

 意外な敵の出現に苦戦するととっこ団。私は調子に乗って、顔を勢いよく出す。ひゃぁ。ととっこ団ピンチ。果たして逆転は可能なのか。

 私は猫じゃらしを使って、ふとん内部にととっこ団をおびき寄せた。ことっこがまんまとひっかかって入ってきた。ふふふ。

 続いて、ぱくっこもおびき寄せようと、ふとんから猫じゃらしを出したり入れたりする。さすがに用心深いぱくっこはなかなか入ってこない。そのとき、すでにふとんの内部にいたことっこが、勢いよく外に飛び出した。

 ぱくっこはびっくりして逃げた。しかし、少ししてまた、ととっこ団のコンビネーション攻撃が始まるのだった。

 私は楽しくなって、さらに応戦を続けたが、やがて疲れ果てて動きをとめた。対してととっこ団はまだまだスタミナを残している感じだ。ととっこ団は圧勝した。小さな体に無限のエネルギーを詰め込んだ、大したととっこ団なのであった。


▲攻撃力の高いぱくっこさん

猫砂購入で送料無料になるネットショップ
 重たい猫砂も玄関までお届け
 お茶の猫砂が売れてます

猫大好きねずみのおもちゃ一匹10円
 獣毛を使ったおもちゃのねずみが10円
 おひとり様10個まで

旅行のときにも猫安心 自動給水器
 大容量2リットル
 防菌・防かび加工


ととっこ団ぐるぐるまわしへ




バイオミックス実験室

強烈な猫のおしっこ臭を
じわじわ食べていく微生物剤を使って色々実験しています。


[HOMEへ戻る] ページTOPへ

Copyright(C)全力HP. All rights reserved.