バトルワード

私は今までつかみあいの喧嘩というのをほとんどやったことがない。
当然、いいトシをして喧嘩をすると警察のお世話になってしまうので今後も特にするつもりはないが、
時には拳の暴力より、言葉の暴力の威力のほうが恐ろしいことがある。
今日は、私が今までくらった言葉の暴力を紹介してみようと思う。

この家から出て行け!
被弾時期:小学校のとき、妹から
被弾場所:家
ダメージ内容:あまりの理不尽さに激しく動揺
再現シーン:
「この家から出ていけ!」
「な、なんでおまえにそんなこと言われなあかん・・・」
「出ていけ!出ていけ!」
「うわーん」

君みたいなんでも結婚できるから
被弾時期:中学校のとき、友達の家に来ていた宗教団体のおばちゃん
被弾場所:友達の家
ダメージ内容:自分に自信をなくす
再現シーン:
「おばちゃんの知り合いでなあ、背低くてデブで不細工な男の子がおってな。こないだ結婚してん」
「へー、それはおめでとうございます」(誰この人?と思いながらなんとなく話を合わせる)
「だから大丈夫。君みたいなのでも結婚できるから」
「え?何をいきなり。あははは」
「だから自信を持って。」
「いえあの……はい。」

君と話しても無駄だ、ということが今わかった。
被弾時期:就職後、居酒屋で会社の人と飲んでるとき
被弾場所:居酒屋
ダメージ内容:話していた3時間を返して欲しくなる。
再現シーン:
「女は料理が出来なきゃだめなんだ!」(既に出来あがってる)
「出来なきゃー、教えてあげればいいでしょー」(割と出来あがってる)
「だめだめ!出会ったときには既に料理が上手くないと全然だめ!」
「んーなの、やってりゃそのうち上手くなるんだから、どうでもいいじゃないですか」
…(中略)…
「あー、無駄無駄。君と話しても無駄だ、ということが今わかった。あははは!」
「…。」(なんだか時間が急にもったいなくなる)

あの店は高くなんかないんだから!
被弾時期:終業時間間際、うっかり携帯の番号を教えてしまった飲み屋の女性から
被弾場所:会社の自席、携帯電話で
ダメージ内容:何故そんなことで怒られないといけないのか?という疑問と理不尽さ
再現シーン:
RRR…。
「はい。」
「あのー!xx(店の名前)のxx(その人のコードネーム)ですけどー」(既に怒り口調)
「ああどうも。でも今ちょっと…」
「xxさん(会社の知り合い:その店によく行く)に『あの店高いからもう行かない』って言ったんですって?!」
「ああ、言ったけどちょっと今ね…」
「全然高くないですよ!まず最初の2時間がxxxx円で、その後1時間ごとにxxxx円。そして…」
「仕事中なんで後にしてもらえますか。では。」

おまけ(私の父親編)
あんたの顔、眉毛だけやがな!
被弾時期:夏の祭りで、町内の人であろう知らないおばちゃん(酔っ払い)に
被弾場所:祭り会場の広場
ダメージ内容:ワシ、そんなに眉毛太いかなー? と少し悩む。
再現シーン:
「ちょっとそこの兄さん!」
「…。」
「ちょっとー!そこの眉毛のお兄さん!」
「え、ワシでっか?」
「眉毛言うたらあんたしかおらんがな!あんたの顔、眉毛だけやがな!がははは!」
「…。」(眉毛がややハの字になる)
補足説明:私の父親は眉毛が太く、濃い。しかも立体的である。あの村山さんともサシで勝負できると思う。

今回は以上だ。
どうだっただろうか。
被弾するたびに大ダメージを食らい、都度立ち直ってきた私に少し同情していただければ幸いである。
「まだまだ甘い」「もっとすごい被弾経験がある」という方はメール下さい。


割とどうでもいい日記メニューへ

全力HPホームへ