今日から1週間、海外のベンチャー企業のおっさんが会社にやってくる。
その企業が作って製品を、うちの会社で扱うことになったからだ。
そして担当者は私。
相手は英語。
私の英語力は…。どっ、どうするっ!?

前にどっかに書いたかも知れないが、今回来たおっさんは、
「ローングローングアゴー」(むかしむかし…)で始まる昔話をさせたら似合いそうな、
初老の頭がつるりとはげ上がった細長いおっさんだ。
前回、海外研修に行ったときには大変お世話になった。
だいたい5分に一度は「肩をすくめるジェスチャー」をやっている。

私の英語力がないのは、前回研修でカリフォルニアに行ったときに
相手に十分伝わっているはずだ。

優しい彼は、すごくゆっくりな英語で、
「とっても暑いね。気温は今何度だろう?」
と聞いてくれたのだが、よくわからず、2回聞き直した挙げ句やっと理解して、
「オー、ホット!ホット! イッツホットトゥデイ!」
と答えておいた。我ながらあほだ。

そのおっさん+英語の達者な人たちを連れて客先に行った。
客先に行く前に、昼飯を食うことになっていた。
客先まではタクシーで行ったため、歩いたのは昼飯屋を探す5分程度。
ああ、それなのに…。
例のおっさんは、頭と目の下が真っ赤に日焼けしていた。

おそらく、カリフォルニアなどという涼しくて過ごしやすいところに住む彼には、
日本の灼熱地獄はきつかったのだろう。
「ユアフェイスイズカミングツゥレッド! イッツバーニング! バーニング」
で、通じるだろうか。殴られるか。

帰りのタクシーで彼と一緒になって、何か話しかけられたが、よくわからなかったので、
「あーはーん。うーふーん。やー。」
と適当に相づちを打っておいた。
なぜ英語の相づちはカマっぽいのか。

他にいい相づちはないのか。
「ウシャ? ウシャ! ウシャシャシャシャシャ!」
とか言うと、相づちというより、気が狂ったかと思われるし。

それにしても今日の一日は早かった。
英語教室に居る間も時の流れがすごく速いのだが、
これは「緊張」による、時空現象だろうか。なんだ時空現象って。
そういえば、緊張するといつでも時間がたつのが速いなー。
今度から、カップ麺を作るときには緊張して待ってることにするか。

という訳で、明日もあさっても英語漬けッスか。そうですか。


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