東京せともの祭に行って来た。
これはそのスジでは有名なイベント…ではなく、中野駅前に行ったら近くの公園でたまたま開催していたせともの市である。

はっきり言って、私はせとものには興味がない。
信楽焼きと言えばタヌキしか思い浮かばないくらいだ。

それでも私がそこに入っていったのは、「ミニサイズの信楽焼きのタヌキが欲しい」という唐突な欲望に支配されたからであった。

会場は公園で、運動会のときに使うようなテントがあちこちに設置されている。出店もあるようだ。

テント内のテーブルに並べられたせともの、せともの、せともの。
「祭」と名が付くだけあって、いろんなせとものが陳列…というか売られていた。中には10万円以上のものもある。

その中で、「タヌキの焼き物」を見つけた。だが、私の知っている信楽焼きとは形が違うような気がする。どことなく上品そうなのだ。

信楽焼きはもっと目つきが悪くなかったか。酔っ払って逆切れするような、そんな雰囲気がなかったか。色々思い出そうとしたが、7800円という値段に「高いからいらん」という結論に達した。

結局、せとものビールグラスとせとものラーメンどんぶりをゲットした。

せともの市で思ったこと、それは、こんな器ごときに30万円も出すような、お金が余ってしょうがない人が世の中には居る。
ということであった。

私もポケットマネーでうっかり100万円のツボを買ってしまわないように気をつけようと思う。



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