ロート製薬から発売されているリシーナという薬がある。いわゆる痔の薬だ。
私は週末ごとに長時間自転車に乗っては尻が痛くなっている。

言ってしまおう。それはもう痔と言っても差し支えない。私は週末ごとに痔になる男なのだ。

風呂に入って一晩寝ても6割程度しか回復しない尻で、翌日もまた結構な時間自転車に乗る。痛がりながらこぐ自転車はもう拷問のようだ。

ところがこのリシーナがあれば、この事態が改善されるのではないだろうか?尻に結構なダメージを食らう趣味、長距離サイクリング。もうだめだ、特に尻が、と思ったところでリシーナを使用。あたりをやわらかい光が包み込み、尻が回復。これでまた戦える。

まあ、そんな効きかたじゃないだろうが、かなり心強いはずだ。

価格は1100円らしい。買おう。痔の薬を買うことの精神的な抵抗はあまりない。私も成長したものだな。

まああれだ、私が痔だったところで、「ああ、痔になりそうな顔してるよ」程度の反応しかないだろうというのもある。これが美しい女であったりすると、ええ、あの人が!みたいな感じで大騒ぎになって新聞に載ってしまうかも知れない。

美しい女の人も大変だ。おちおち痔にもなれない。という訳で、痔の薬を買いに行こうと決意し、今回の日記を終わる。


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