先日、パンでプディングによって味噌汁を入れる器をぐにゃぐにゃに溶かしてしまった私は、今度はパンでグラタンに挑戦しようとしていた。 パンでグラタンのCMを見たことがあるだろうか。私はあのCMに出ている女性にもう惚れた。なんてうまそうに食うんだ。化粧っ気があまりないところもいい。 ああ、わかっているとも。あれは化粧していないように見せる化粧だと言うことを。私の夢を壊さないでくれ。 さて、前回は耐熱皿がなくて失敗したわけだが、さすがの私も二度同じ失敗をするわけにはいかない。アルミの鍋に入った冷凍鍋焼きうどんとかがコンビニに売っているだろう。 あれを食った後、容器を耐熱皿として利用するのだ。 プディングのときは手でちぎって大きさもまちまちになっていたパンを、ちゃんとナイフで綺麗に切る。そんでもってグラタンのソースをばーっとかける。む、パンに対してソースがやけに少ない気がする。容器がでかすぎたか。 オーブントースターで11分。できあがったそれは、こんがり焼けていい匂いだ。見た目は見事にパンでグラタンになっている。上手にデキタ! 食べてみると、グラタンというには物足りない。細かいトーストの上にぶっかけたグラタンソースという感じだ。あのCMの女性のような表情でおいしく食べるには至っていない。 以前の「パンでプディング」の日記を読んで見かねた両親が、耐熱皿を送ってくれるらしいのでそれでちゃんとしたのを作ってみようと思う。 いい年をしてそんな心配をされるのもどうだろうと疑問を抱きつつ、今回の日記を終わる。 |