きのこの唄というのが流行ってるらしいので、きのこ鍋を作りたくなった。数年後、この日記を読み返すことがあれば、そんな歌が流行ってたのかぁ、と思い出すことが出来るだろう。私が。

さて、きのこの唄の歌詞、エリンギマイタケブナシメジ〜にあわせ、これらのきのこを調達しようと思った。

スーパーに向かう。

が、エリンギエノキブナシメジになってしまった。間違えた。

エリンギは初めて見たのだが、魔界に生えているような、なにやら負のエネルギーがぷんぷんしてそうなでかいきのこだった。大丈夫だろうか。

きのこだけではなんなので、鍋のお供に、とうふ、しらたき、しゅんぎく、安い豚肉を買う。

家に帰り、鍋に適当に水をぶち込み、火にかける。

こういうときはダシを取る何かを入れるような気がする。

近くにあった鰹節のパックをそのままなべにぶち込んだ。拡散してもわもわ広がる鰹節たち。しまった、回収が大変だ。

しばらく煮た後、網のスプーンで鰹節をすくう。苦労した。

だが、なにやらダシは出たような香りがただよっている。まあいいんじゃないだろうか。

きのこ三種類のイシヅキというのだろうか、根っこの土がついてそうな部分を切り落とし、さらに食べやすい大きさに切る。とうふとしゅんぎくも切る。

ここで賢いことに、しらたきもちゃんと切る。そう、以前しらたきを切らずに煮たらめちゃくちゃ長いしらたきを苦労して食うことになったことがあるのだ。そして学習したのだ。偉いぞ、私。

鍋メンバーを切り終わった。さあ、投入だ。

ここでもちゃんと行儀良く、きのこのエリア、しゅんぎくのエリア、とうふのエリアなどを決めて投入していく。すごい、ちゃんとした鍋みたいだ。

しかし、一人で食うには少々量が多すぎたようだ。そして、きのこ鍋の名にふさわしく、半分以上がきのこだ。実験は成功だ!

さて、この鍋はさっぱりポン酢でいただくことに。

無難なとこで、エノキとブナシメジからトライだ。うむ、うまい。さて、魔界きのこであるエリンギはどうだろう。怖い。変身したりしないだろうか。

だが、食べてみると意外にうまかった。シャキシャキしてるというか。

そしてたらふくきのこを食べた。もう気持ち悪くなるほど。

ここで、「混ざってたようだ・・」とつぶやいた後、いきなりゲラゲラ笑い始めるという冗談を思いついたが、実行に移すと本気で心配されそうなので本当にやるのはやめようと思った。

成功してしまうとそれはそれでつまらないのだが、きのこの唄に影響されて行動した記録ということで、今回の日記を終わる。

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