魔の密法ホテル 仙台の方に行った。 まあ、それはさておき。いいところである。仙台市街はそうでもないが、少し離れるとのどかな田園風景が広がって
さて、そのときにビジネスホテルに泊まった。駅から少し離れているのでタクシーで向かう。
チェックインをしようとフロントに向かうと、山伏みたいな受付がいるかと思ったら普通のおばさんで拍子抜けした。考えすぎか・・と思ったそのとき。 フロントうしろを、作務衣(陶芸の人間国宝が着てそうなやつ)を着た、でかいオッサンが通った。 髪の毛はなく、ひげがボウボウである。いかにも熊を気合で倒しそうだ。
その後、ホテルを出て仙台駐在の諜報員と落ち合い、情報交換を行った。その内容は最高機密であるため、 ここで公開することは出来ない。すまない。 ホテルに戻り、フロントに鍵をもらいにいった。部屋の鍵は出かける前に預けてあったのだ。
さて、シャワーでも浴びましょ、と思ったところ、湯が出ない。
で、寝て次の日の朝。朝軽くシャワーでも浴びようと思ったが、また湯が出ない。おそらく湯沸し修行僧の気合が切れたので あろう。またあの怖いオッサンが来るのもいやなので、顔を洗うだけにしておいた。 チェックアウトのとき、記憶修行僧のおばさんがいるかと思ったら、やせたおっさんが出てきた。やはり作務衣を着ている。 湯沸し修行僧が気合を使ったのでしぼんでしまったのかと思ったが、顔が全然違うようだ。 その後普通に清算をして、何も特殊能力を見ることは出来なかったが、きっとなにかあるに違いない。 気合一発でごみを吹き飛ばして掃除するとか、気合一発で朝ご飯の用事をするとか。 そういったわけで、無事に魔のホテルから無事に生還できた。 だが、宿泊費が安いのでまた来ようと思う。 まあ、今考えるとただのホテルだったような気がするが・・といったところで、今回の日記を終わる。 |