メール友達

メール友達。メール友、メル友などと略されることも多いらしい。
似たような言葉にチャット友達、ICQ友達等があるらしい。
ICQ友達は、Q友という略し方をするらしいが、チャット友達の方はあまり略されていないようだ。
略するとしたら、チャト友とか、チャ友になるのであろうか。
チャ友とすると、茶飲み友達の略かと勘違いされる場合があるので、注意が必要であろう。
縁側で茶をすする老人二人の姿が目に浮かんでしまう。

私も一年ほど前に、一度だけ長期のメール交換を行ったことがある。
複数人でチャット(LOOPIT)を行っていた際に、その中の一人からメールが届いたのが始まりだった。
LOOPITでは、相手のメールアドレスがわからなくても、LOOPIT経由でメールが送れるのだ。
内容はメール友達になりましょう、というものだったと思う。
後で聞いたのだが、チャットでおかしなことばかりいうやつがいるのでメール交換したくなった・・ということだった。
あんまり嬉しくないぞ。

相手の方の送るメールは、ちゃんとした文章で、それなりの長さで、まさに
「メール交換の見本」のようであった。
私もそれに合わせて一生懸命返事を書いていた。

当時、私は会社のメールアドレスを使用していたので、会社に居るときにメールが届くこともあった。
終業時間中であるため、忙しいときもある。
返事を書くのを忘れないように、まずは2,3行のメールを送って、あとでちゃんとしたのを送ろうと思っていた。
が、2,3行メールを送ったあと、仕事の都合か何かでちゃんとしたメールを送ることができなかったことがあった。

怒られた。
送った2,3行メールは忙しさのせいもあり、かなりそっけないものであったからだと思われる。
後日、理由をメールして納得していただき、「怒ってないよー、怒ったフリしただけ」といったような
返事をいただいたが、実は本当に怒っていたと思っている。

それから、ちゃんと長いメールを書くようになったかと言えば、全然そんなことはなく、
2,3行メールを連発していた。
私にとって長いメールを毎回書くことは「無理をすること」であり、このペースでは絶対に続かないと思ったからだ。
相手の方は、他に5,6人とメール交換しているようで、私は大層感心していた。
しばらくすると、相手の方も2,3行メールで返事を送ってくるようになった。

その後数ヶ月が過ぎたが、お互い楽に返事が書けるせいか、まだ続いていた。
相手の方は、同時にメール交換を行っていた他の5,6人とはめっきり交流が減ったということである。
やはり、無理をしないことが長続きのコツかも知れない。時と場合によるだろうが。

最近は、
「元気かー」
というメールを出すと、
「べつに。どっちでもない」
という返事が返ってきたりする。
さすがにそろそろ飽きてきたのだろうか?
当初と比べると、凄い変わり様だが、このような返事もなかなかおもしろいので良いかと思っている。

メール相手の方のことをあまり書きすぎると、何かと冷たい仕打ちを受けそうなのでこれくらいにしておこう。
これからも色々よろしく!「???」さん。ということで、今回の日記を終わる。


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