温泉のかわりにパソコンを
灼熱ノートパソコン様
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灼熱ノートパソコン様
 パソコンなんて、動けば十分と思うだろう。ウインドウズ98でもなんでもいいじゃないかと。

 しかし、
 「熱くなってくるとブーンとうなりだして、動作が遅くなるものなーんだ。」「うちのパソコン!」

 実家内では、そんななぞなぞが成立するほど、パソコンの症状はひどくなっていた。

 起動直後は、結構動作が軽い。インターネットもサクサクッと見れる。メールもパパッと送ることができる。しかし、10分ほど経過し、本体が熱を帯びて冷却用の内蔵ファンがフル回転するころには、もはやインターネットエクスプローラーをひとつ立ち上げることさえ困難になっている。

 動作が異常に遅いのだ。詳しい原因はわからないが、クーラーなしの暑い部屋で働かされていれば効率も悪くなるというものだろう。ノートパソコンの内部は、真夏のクーラーなしの部屋と化しているのである。

 それに加え、「コントロールパネルを開こうとするとフリーズする」という、謎の現象が起きていた。他にも、説明のつかないおかしな現象がたくさん起きていた。

「ウインドウを3つ以上開くと遅くなるので2つ以下に」
「あまり早く文字を打ち込むとフリーズするのでゆっくり打つ」
「30分使ったら10分休ませる」

 そんな不自由な環境を、自らに厳しいローカルルールを架しながら、両親と妹は使っているのである。もう、悲しくなった。

 人間らしいパソコン生活を送って欲しい。このままでは、せっかくボケ防止にと始めたパソコンから両親が離れていってしまうばかりなのだ。

 いや、事実、離れていっている。父はドラクエの攻略情報とソリティアぐらいしかしないし、母も若い文調でメールを送るぐらいしかしてないのだ。

 そこで私からパソコンのプレゼント。実家のパソコンの惨状は数年前から知ってはいたが、この度ようやくその気になったのである。

安いパソコンを贈るへ



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