■ハンディGPSとは?
ハンディGPSとは、携帯電話サイズのカーナビのようなものです。昔はGPSと言えば、現在地の経度、緯度が数字で表示され、地図とにらめっこしながら自分の位置を把握するというマニア以外は使わないような面倒なものでした。
最近のハンディGPSは、自分の現在地がリアルタイムに地図表示されるという、まさに「小さなカーナビ」のようなものになっています。
携帯電話のGPS機能と違い、電波の届かない山などでも使えるので、山登りや自転車・バイクのツーリング、ハンググライダーやパラグライダーで使う人も居るようです。
■おすすめハンディGPS紹介
音声ナビつきのハンディGPS
下の二機種とは違って、PDA(ちっちゃなパソコンのようなもの。スケジュール管理などで使う人が多い)にGPSが搭載されています。目玉は音声ナビで、行き先を指定したあとは、イヤホンを接続すれば「さも道を知っているような顔」をして、すいすいっと目的地に着くことが出来るのです。
Mio168RS
いくつかのショップで売られていますが、パソコンGPSショップで買うと最新のマップデータ「SuperMappleDigital Ver5 for SPA」がついてきます。※RSなしの型番「Mio168RS」は古い機種なので注意して下さい。
GPS機能以外にも、ポケットWord、ポケットExcel、メール、予定表、InternetExplorer、MP3プレイヤーなどがあります。
- バッテリー: リチウム充電池
- 稼働時間: 12 時間 (GPS機能未使用時)
GPS機能使用時のバッテリー稼働時間は未公開のようです。おそらく、かなり電池を食うんじゃないでしょうか。旅の友として使うなら、下の2機種を選んだほうが無難だと思います。
カラー表示のハンディGPS
値段が少々高いが、私の持っているeTrexLegendよりも、かなり高機能。まさに携帯するカーナビというレベルの高級機です。
GpsMap60CS 日本語表示、カラー表示のハンディGPSです。ルート検索、ルート外れ時の警告機能など、カーナビなみの機能があります。
機能:
- 「丁目」レベルまで対応した検索機能
- ルート検索(目的地を指定すると、そこまでの道のりを示してくれる)
- 20万分の1日本地図内蔵、付属地図ソフト(MapSource日本語版)で、2万5千分の1地図インストール可能(ルート情報つき)
- パソコンとの接続に、シリアルケーブル(RS232C)の他、USBケーブルが使用可能。
- 電子コンパス(移動しなくても方角がわかる)や、気圧高度計を装備
- 地図メモリ:38MB
- 電源:単三乾電池(アルカリまたはリチウム)
- 電池持続時間:約20時間(省エネモード)
※より誤差が小さくなるWAASは、日本国内では未対応のようです。
自転車・バイク・車取り付け用の取り付けキットもあります。(GpsMap60CS用アクセサリ)
スタンダードなハンディGPS
私の持っている機種。必要な機能は一通り揃ってるので、これでも十分。
eTrexLegend 日本語表示、白黒液晶表示のハンディGPSです。必要最低限の機能がそろっています。
基本機能:
- 目的地の駅・公園・ホテル名などを指定すると、矢印で方向を示してくれるナビ機能。
- 別売りの日本地図をインストール
- 地図メモリ:16MB
- 電源:単三乾電池(アルカリ)
- 電池持続時間:約16時間(省エネモード)
わかっている不具合・不満な点など:
- 自転車などに装着時、地面の凸凹の衝撃で、電源が落ちることがあります。(電池格納部に隙間があるのが原因らしい?)よほどの衝撃でないと電源が落ちたりしませんが、知らないと壊れたんじゃないかとびっくりします。
- パソコンとの接続がシリアルケーブル(RS232C)のため、転送が遅い。また、ノートパソコン等だとシリアルポートのない機種も多く、不便。(オプションでUSB-RS232C変換ケーブルが販売されているようです)
※商品名などをクリックすると、パソコンGPSショップのページにジャンプします。パソコンGPSショップは、GPS関連の商品を扱っており、楽天市場内で700万ビューものアクセスがある人気ショップです。
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