ロリポップ。
ロリは、ロリコンのロリだろう。ポップは、えー、なんだかわかんないけど、やらしいサイトじゃないの?と思ったが、別にそういうわけではない。「女の子のためのサーバ」などと宣伝しているようだ。でも別に、男の子やおっさんが使っても構わないらしい。
当時、ロリポップにはMovable Type
のインストールマニュアルが完備されてた。情報も充実してた。さくらインターネットには親切な情報はおろか、絶対必要だろうという情報さえ公開されていなかった。(※今は一通りの情報は公開されています)
けど、ロリポップの容量は200メガだってことで、結局私はさくらインターネットを選んだ。既に150メガを使ってたからだ。残り50メガではちょっと心配だ。
当時調べた内容をざっとまとめるとこんな感じ。
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容量 |
初年度費用 |
次年度以降費用 |
movabletype実績 |
php |
MySQL |
さくらインターネット |
300メガ |
4300円 |
3300円 |
△※1 ◎ |
△※2 |
△※2 |
ロリポップ |
200メガ |
6300円 |
3850円 |
◎ |
○ |
○ |
※1 さくらでのmovabletypeのインストールノウハウがインターネット上に出回っていない。インストールは可能。
※2 さくらではスタンダードプラン以上で可能。上記容量、費用はライトプラン。
※費用は独自ドメイン(.com)を取得することを前提としている。ただし、.jpだともうすこし高い。
[追記]
さくらインターネットにMovabletypeとXOOPSのインストールマニュアルがアップされた。
しきい値は公開されていないようだが、ロリポップには転送制限がある。
※現在は、月額を上乗せすることでロリポップは500メガまで使えるようになっている。
さくらインターネットにはプランがいくつかあって、一番安いライトプランを選んだ。速い速い。快適快適。phpとかMySQLは使えないらしいが、なに、関係あるものか。そんな小難しいものを使う予定は全くないのだ。
と思っていたが、ブログに記事を書いていくごとに、だんだん動作が遅くなってきていることに気がついた。
Movable Type
は、レイアウト(見栄えのことだ)を変えるたびに再構築ということをする必要がある。ブログの本文を全部ファイルとして書き出すわけだ。こいつがちょくちょくエラーになるようになった。
そんな致命的なことが起こるとは。
実はこれ、インターネットエクスプローラーがタイムアウトを起こすために発生してた。つまり、サーバー側で色々やってんのに、一定時間応答がないと、インターネットエクスプローラーがエラーを出して止まってしまうのだ。
これを回避するには、FireFoxだとか、Netscapeだとかのタイムアウトしないブラウザを使えばいいのだが、当時の私にはそんなことはわからなかった。
Movabletypeのスピードアップには、phpとMySQLが必要、という情報にたどり着いた私は、さくらインターネットのスタンダードプランに申し込みなおすことにした。
が、途中でのプランの変更は出来なかった。ライトプランはそのままに、スタンダードプランに新たに加入するしかないのだ。
しかたあるまい。その差額は授業料として納めよう。スタンダードプランは1ギガバイト、さらに元のライトプランは300メガ。
どう考えても使いきれない、膨大な量だった。
■そして今もさくらインターネット
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