うちの父親は鹿児島出身である。父の実家からは、ときどきさつまあげが送られてくる。父がとんでもなくさつまあげ好きだったからと、鹿児島の祖母が送ってくれるのだ。
父にとっては故郷の味なのだろう。
父は最近、嫌いなものが食卓に出ると「もう腹いっぱいで食えん」と言って、残すという。だが、好きなものが出れば残さず食べるという、知能犯なのであった。
たまにはそんな父にも、何かを送ってみよう。何を送るかは決まっている。そう、さつまあげだ。例によって、インターネットで注文し、届け先を実家に指定。
何日かして、母からメールが来た。
▲さつまあげと「焼き芋っ娘」
さつまあげ単体だと送料を取られるので、焼き芋も一緒に注文したのだ。5,000円以上買うと送料無料ということだった。だが、写真を見ると、芋の比率が異常に多い。こんなことならさつまあげをもう一個注文するんだった。
ともあれ、父は「もう食えん」などと言わずに、食べ切ったようである。めでたしなのである。
▲開封したさつまあげと、芋
▲芋をスパッと切ったところ。すごい紫色。
芋は紫色の珍しい焼き芋だったようだが、量が多すぎてもてあまし気味だそうだ。確かに、そんなに芋ばっかり食えないだろう。おならも出てしまう。今、買い物履歴を見たら芋はなんと「2kg」も送ってた。私が悪かった。
次回からは、ちゃんと量も確認してから送ろうと思う。
>>> 鹿児島県の紫芋。
>>> さつま揚げ(つけあげ)
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