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コルクカーペットを導入し、ととっこ団（こと＆ぱく）の足音はだいぶましになった。
しかし、フローリング特有のコォーンと響く音は軽減されたというものの、やはりどたばたと音がする。出来れば部屋の中で好きなように走り回らせてやりたいが、足音でマンションの下の住人から苦情が来たりすると何かと困るのである。
そこで、再度、インターネットで探したのが静床ライトという名のカーペット。読み方はしずゆか、なんて語呂が悪いカーペットなんだ。しかし、防音性能はなかなかのものらしいので、10枚注文してみる。
三日ほどで届いた。1枚あたり50cm×50cmで、10枚で約1万円。結構高いのだが、これでととっこ団が気兼ねなく暴れられるならば安いものである。
届いた静床ライトはずっしり重かった。なんと、10枚で15kgもあるという。届けに来た宅配便のおっちゃんが息を切らしていた。うちは３Fで、エレベータがないのである。箱から出すと確かに、一枚一枚が重い。ともかく、敷き詰める。
▲敷き詰めた静床ライト
既に敷いてあるコルクカーペットの上に敷き詰める。10枚では全ての床を覆いつくすことが出来ないので、主要ゾーンにのみ敷き詰めた。ジョイント式ではないので、ととっこ団が激しく暴れるとカーペット同士のすき間が空いたりする。まあ、仕方ない。
しかし、なかなかきれいな感じである。ホテルで使用されているカーペットを一般用に販売しているらしい。
では、ととっこ団に暴れてもらおう。猫じゃらしを取り出し、存分に走り回らせる。今までは「どたどたどたどた」とうるさかったのが、「ぱた…ぱた･･･」程度になっている感じ。かなり軽減されている。床の防音対策はこれで充分という感じである。
▲分厚い静床ライト
静床ライトは分厚い。カーペット層の下に、防音のためのガラス繊維の層がある。ずっしり重い。けど、こいつのおかげで防音効果が高いんだろう。
完璧かと思われた防音対策だったが、ととっこ団はものすごい勢いで走り回るため、たびたび木の引き戸に激突したり、窓ガラスに突っ込んだりするので、ぱたた…ぱたた…どーん！ ぱた…ぱた･･･ズドォーン！と足音以外の音が目立つのである。
次は壁まわりの防音対策を考えないといけないかも知れないが、ともかくこの静床ライト、高いだけのことはあってかなりの防音効果だと言えよう。
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