ごろり。
ぱくっこがおなかを上にして寝ている。人間ならば特に問題のない光景だが、ぱくっこのおなかが冷えやしないかと心配になる。そんなもん、冷えそうになったら体勢を変えるだろうという気もするが、ぱくっこは腹が冷え切るまで気がつかないようなやつなのだ。
ぱくっこは、未だ私の「手」を警戒している。
私がそろりそろりと近づくと、どことなく劇画調の目でキッと見つめるのだ。だが、寝ているときは完全無防備で、よほどのことをしないと起きない。
私は、タオル地のハンカチを寝ているぱくっこのおなかにかけた。おなかが冷えないようにという意図でだ。いたずらではない。
もう一枚かけてみよう。2枚がさねである。ぱくっこはもぞりと動いたが、再び眠りについたようだ。せっかくだからもう一枚いってみよう。私は調子にのってハンカチを3枚がさねにした。ちょっと楽しくなってきた。
うむ、これはなかなか立派なふとんと言えるのではないだろうか。ぱくっこは一瞬目をカッと開き、な、なんだこりゃあという顔をしたが眠気が襲ってきたのか徐々に目を閉じて寝た。
しばらく目を離し、ふと見ると、ぱくっこがハンカチふとんを蹴飛ばしていた。私はハンカチをぱくっこのおなかにかけなおす。
ぱくっこは目を覚まし、移動する。移動先でもおなかを出して寝る。
私はハンカチをぱくっこのおなかにかける。3枚だと暑いみたいだから1枚だけにしておこう。
やがて、ぱくっこは、こいつはそういうことをするやつなんだとあきらめたようで、私のハンカチがけをしぶしぶ了承したようだ。あまった2枚をキャットタワーで寝ていることっこにかけてみたら、ハンカチを蹴り飛ばされた。ハンカチはひゅるりと床に落ちた。
余計なものをかけられてご立腹のととっこ団なのであった。
▲観念してふとんをかけられるぱくっこさん
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