不妊手術でおなかを縫ったことっこは、元気に過ごしていた。
一週間が経ち、抜糸の日がやってくる。手術直後、「ばっしのため、またいっしゅうかんごにきてください」と言われたときは、私の頭には「抜歯」という漢字が浮かんでいた。な、なんで歯を抜くんだ!?と震え上がったが、糸を抜くことだとわかり、ほっとしたのだった。
抜糸の日の朝、キャリーケースにことっこを入れようとしたら、ことっこはおびえた目でケージの奥のほうに引っ込んで出てこない。あの手術はやはり、とてもショッキングなことだったのだ。今日は糸を抜くだけだからと言っても通じない。なんとか猫じゃらしでおびき寄せてキャリーケースに詰める。
動物病院に到着し、診察室へ。ことっこは、キャリーケースでおしっこをもらしてた。そんなに怖かったのか。いや、当然である。怖がって当然なのである。
おしっこで濡れたおなかをふいてもらい、糸を抜いてもらう。私はその間、ことっこを後ろから支える感じで補助をする。見れなかった。おなかを通っている糸をずびゅると抜くわけである。恐ろしいことだ。
ことっこは割と大人しく糸を抜かれていた。無事、抜糸が終了する。抜糸費用は500円。支払いを済ませ、家に帰る。
よし、これでことっこはしばらく病院に行かなくていいのである。家ではぱくっこが待っていて、ことっこと私を出迎えていた。おどおどしていたことっこもやがて落ち着き、ストーブの前で寝る。
▲ことっこの頭を抱きかかえるぱくっこさん
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