ととっこ団通信
ととっこ団、外を見つめる
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ととっこ団、外を見つめる
 7月。

 ととっこ団(こと&ぱく)は、 あまりの暑さにびろーんと伸びていた。フローリング部分の、ひんやりした部分を見つけて、そこにびろーんと伸びて寝るのだ。熱くなった体を冷やすための、生活の知恵っぽい。当時、ととっこ団長も同じようなことをしていたのを思い出す。誰に教えられたワケでもないのに、たいしたととっこ団であった。

 ととっこ団は、人間とは快適温度が違うらしく、私がクーラーを入れると廊下に逃げていく。そして、廊下でびろーんだ。そんなに暑いなら、クーラーの効いたところで涼めばいいのにと思うが、クーラーの温度は寒すぎるらしい。前足を内側に折りたたんで、寒いときのポーズを取ったかと思うと、廊下に逃げるのだ。

 ととっこ団は、最近、ユニットバスの床がもっともひんやりしていることを発見したらしく、姿が見えないと思ったらユニットバスでびろーんとしている。特にぱくっこは、ユニットバスが大好きだ。浴槽に入ってくつろいでいる。湯は入っていないが、風呂に入っているようなゆかいなぱくっこなのであった。

 ことっこは何故か段差が大好きだ。部屋と廊下の境目にある、段差のあたりでよくびろーんとしている。枕っぽい効果を求めているのだろうか。背中が痛くなるんじゃないかと思うのだが、別にそんなことはないらしい。

 ほとんど一日中、びろーんとしているととっこ団だが、ときおり窓の近くに移動して、外を眺める。見張りはととっこ団の重要な任務なのだ。何を見張っているのかは謎だし、たぶん、何か危険が迫っても特に教えてくれることはないと思うのだが、とにかく見張ることに意義があるのだ。ごくろうさんごくろうさん。

 ある日、ことっことぱくっこが並んで外を見張っていた。ぱくっこの腕は、ことっこの肩にかけられている。なにやら盛り上がっているんだろうか。

 「すずめだ!すずめだ!」
  「すごいわ!すごいわ!」

 たぶん、そんなようなことだろう。私もねこだったら、すずめが飛んでいるのを見かけたらめちゃめちゃ嬉しいと思う。そして、さっきまで盛り上がっていたなと思ったら、また廊下に出てびろーんと伸びる、のびのびととっこ団なのであった。


▲肩を組んで盛り上がることっこさん(左)とぱくっこさん(右)

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