どこかに遊びに行きたいね

そうだ、寄席を見に行こう

私は、いつものように思いつきでものを言っていた。

 

「寄席を見に行ってみようか」

 

そんなものを見に行くのは、よせ!

 

言ってから、私は脳内で、ダジャレを含んだ妻の否定的な返事を予測した。

 

しかし。

 

意外にも妻はすぐ乗ってきた。いいね、いこう、と。

「実はちょっと興味があった」とのことだった。

 

ほう。

 

寄席といえば浅草。
私達は千葉に住んでいて、日帰りで行くのも可能だったけど、
せっかくなので一泊することに。

 

あっというまに当日がやってきて、
いい年をした大人二人は、急激にテンションをあげていく。

 

 

 

浅草駅に着いて、駅に招き猫が飾ってあったので写真を撮る。
なんで、そんな写真を撮ったのかは、今となっては理解できない。

 

テンションが上がっていると、そういうことをするもんなんだろう。
林家ペーのようだ。

 

 

 

普段なら、特に目を留めたりもしない焼き物屋で、
知ったような顔をして茶碗を見る。

 

ふうむふむ、これでメシを食うと楽しいかも知れませんな。そうですな。

 

 

 

道中、刃物の店があって、そこには包丁から始まって、日本刀まで、
色んな刀が売ってた。昔の鉄砲も売ってた。

 

刀や鉄砲を見ると何故かテンションがあがる私。

 

謎の洋刀もあった。

 

 

 

おっと、いかんいかん。
今日は寄席を見に来たんだった。

 

とりあえず腹が減った我々は、ゴハンを食べるところを探し始めた。

 

浅草の有名洋食屋、モンブランで名物ハンバーグを食べる