冒険アイテム私は折りたたみ自転車を足として、近隣の県を一人旅している。多分、同じようなことをする人はそんなに居ないとは思うが、せっかくなのでここに折りたたみ自転車旅行装備に関するノウハウを示しておくことにする。折りたたみ自転車
旅の基本となるものなので慎重に選びたい。 私は変速がついてて、後部の荷台もついてて、折りたたみサイズがちっこいものという基準で探した。遠出するときは変速がないとしんどい。また、リュックなどを背負って走ると尻に負担がかかるし、背中に変な汗をかいたりするので荷物は全部荷台に乗せてしまいたい。 デジカメなど、すぐ取り出したいものを入れておくのにフロントキャリア(前かご)も欲しいところだ。前かごは取り外してカバンとしても使えるタイプが便利。 当時は「ブロンプトン」という高価な自転車ぐらいしかなかったが、最近は安くて上記の条件をクリアする自転車がたくさん出ている。 私の自転車は16インチだが、それでも重い。10キロちょいくらいはある。20インチ以上のものは持ち運びがつらいだろう。 自転車はいきなり通販で買わず、実際に店に行って乗ってみることをおすすめする。乗れなくても色々いじり回して納得した上で買うのがいいだろう。なにせ、それなりに高価なものだ。また、フロントキャリアはオストリッチという会社から安くて良いものがたくさん出ているが、ハンドル形状に合わないことがある。問い合わせるか、実際に店に行って聞いてみること。 輪行袋▲OSTRICH ちび輪バッグ 写真は最新のもの。私が持っているのは若干古いタイプだ。 折りたたみ自転車を電車にのせることを輪行という。輪行するときは袋に入れなくてはいけないという決まりがあり、そのための袋を輪行袋と呼ぶ。ひもを肩にかけて運ぶ方式のものが便利。 実際にはまわりの乗客の服とかにひっかかったりしないように、布か何かを巻いておくだけでも大丈夫そうだ。 肩にひもをかけて運ぶときは、食い込むのでタオルなどを当てよう。私はよく、それで内出血して痛い想いをしている。 買うときは自転車の折りたたみ時のサイズをちゃんとメモっておこう。袋に入らないという悲しい結末を予防するためだ。 自転車のかぎ▲ダイアル式のチェーン鍵 折りたたみ自転車には鍵がついていないものが多い。かぎは乗り始めた時点から必要になるので、出来れば自転車購入時に一緒に買うこと。 強力そうな鍵にするか、あまりかさばらない鍵にするか迷うところだが、個人的にはかさばらない鍵をおすすめする。また、ダイアル式が手軽で良い。 ライト▲キャットアイ デュアルモードテールライト 無灯火で夜中に自転車をこぐとおまわりさんに捕まってしまう。とりあえずのライトなら、電池式のものをオススメする。小さな光がちかちかする、上のようなやつで充分だ。電池も100時間ぐらいはもつ。 後方用のテールランプもあればなお安心だが、特に必須というわけではない。夜中に狭い車道を走るときに、車に対して自分をアピールするのに役立つ。ここに自転車が居るからぶつからないでくれよ!という訳だ。 また、上のキャットアイのライトは取り外せるので、キャンプ時に明かりとして使うことも可能だ。 地図・GPS▲ツーリングマップル関西 どんなに方向感覚が優れた人でも地図は必要だ。地図はツーリングマップルが大きさや情報量が手ごろで良い。旅の達人ともなると、地図は必要な分だけコピーして持っていくらしいが、私はコピーするのがめんどうでそこまでやっていない。 ▲イートレックス・レジェンド(ハンディGPS) また、私のように地図があっても道に迷う迷子属性の人には、ハンディGPSを奨めたい。カーナビの携帯版だ。値段は5万程度と高価だが、これがあると旅の楽しさが全然違う。不安に襲われるたびに止まって地図を開くということを繰り返す必要がないのだ。 まさにライト感覚な一人旅の友と言えよう。私の持っている機種(写真のイートレックス・レジェンドだ)では、公園や駅、主要ホテルの検索ができ、方角を矢印で示してくれる機能がついている。とりあえず矢印の方向に走ってれば目的地に着くのだ。 安い機種は地図が表示されなかったり、ナビ機能や検索機能がなかったりするので買うときは気をつけて欲しい。→私が持っているイートレックス・レジェンドに関するレポート 小型イス折りたたみ式の小型イスを用意したい。小休憩するときにめちゃありがたいアイテムだ。もちろん、なるべくちっこいのが良い。ディスカウントショップ等で打っている1000円くらいので充分だ。 自転車のフロントキャリア(前かご)に入るサイズにしておこう。 パンク修理道具▲パンク修理セット。赤いのがタイヤを外すヘラ。 私は過去、パンクしたときに限ってパンク修理道具を持ってなかった。持っててもパンクの修理の仕方がわからなかった。人は困ったことが起こらないとまじめに対処しないものなのだ。 安い奴でいいが、パンク修理用のパッチ、ゴムのり、タイヤをはずすヘラのようなもの(これは必須)がついているものを選ぶこと。 パンク修理道具と一緒に空気入れがないとどうしようもないので、これも小型のやつを用意しよう。 出来ればパンク修理の練習をしておこう。私は現地でいきなりパンク修理をして、うまくいかずに丸1日をパンク修理で過ごしたことがある。替えのタイヤチューブを持っていくという方法もあるが、これもチューブ交換の練習が必要だ。 なお、白い液体をタイヤに注ぎ込んで一時的にパンクを直す「パンク修理剤」が売っているが、症状が悪化することがほとんどなのでやめておこう。 パンク修理に自信がないときは、近くの自転車屋を探した方が良い。 空気入れタイヤの空気が減っているとこぐ力が無駄になってしまう。疲れる割には自転車が進まないのだ。そんな事態に備えて、小さめの空気入れを持っておこう。あまり小さいと空気を入れるのにめちゃ時間がかかるので選択が難しい。私は100円ショップで売ってた30cmくらいの長さのやつを持ち歩いている。 また、パンク修理時にも必須。 油▲どこにでも売っている自転車用の油 自転車のチェーンに差す油。チェーンがかしゃんかしゃんと鳴り出したら、というか、鳴り出す前に差しておこう。 デジカメ(カメラつき携帯電話)景色やなんかを記録する。旅先で充電できないことを考えると電池が使えるタイプが良い。もちろん小さい方がいい。今は携帯電話にカメラがついているのが一般的なので、代わりに携帯電話でも良い。その場合は、パソコンに転送しやすいようにメモリースティック(携帯に使えるメモリースティックDUOというちっこいのがある)が使えるタイプが良い。 一日中カメラを使ってると携帯の電池がなくなるので、充電用コンセントも持っていきたい。旅先に電源がなさそうなときは、乾電池で携帯の充電が出来る機械があると安心だ。これはコンビニで売っている。1000円も出せば買えるだろう。 MD・ラジオなど旅先で暇を紛らわすためのもの。旅はそういった暇を楽しむものなんだという意見もあるが、そんなの個人の自由だ。ゲームボーイを持って行ったっていいと思う。ラジオは天気予報などの情報源という意味合いもある。ただし、情報源という意味では携帯電話で充分なことも多い。 パッドつきパンツ▲PEARL IZUMI(パールイズミ) 中長距離入門モデル 長時間自転車に乗ると尻が痛くなる。私の体感的には、つけてないときとつけているときとで、尻の耐久度は2倍違う。つけてれば8時間くらいは大丈夫、なければ3時間くらいで尻がだめになる。 自転車専門店くらいでしか売ってなくて、意外に高い。 出来れば2枚買っておきたい。 汗でべちょべちょにならないTシャツ木綿のTシャツは汗を吸って濡れるため、風邪を引きやすい。汗をはじく素材のTシャツが、アウトドアショップ等に売っている。サングラス夏場は必要。ないと、目が真っ赤になる。多分、目が日焼けするのだ。そこいらに売ってる安物で充分。 テント▲9800円で買ったキャプテン・スタッグのテント キャンプしない人には必要ない。 ただ、宿泊費が安く済むのと、大自然の中で眠ると楽しいってのがポイント。高級なテントを長期間使うという方法と、安物のテントをとっかえひっかえ使うという方法がある。 私は後者。9800円のテントだが、2年間問題なく使えている。多分、フツーのキャンプ地でしか使ってないのでそれで充分なんだと思う。また、一回で飽きちゃうかも知れないという不安もあったので安いのにしておいたのだ。 テントは折りたたんだ時に出来るだけ小さく軽くなるやつがいい。通販では大きさが実感できないので、実際に店に行って大きさを確認した方が良い。 寝袋▲モンベルULスーパーストレッチアルパインダウンハガー。とにかく小さくなる。 キャンプしない人には必要ない。 夏場の関東近辺ではほぼ必要ないが、冬場は必須。寝袋にくるまって酒を飲んだりすると妙に楽しい。これも小さくて軽いものがいい。 マット▲モンベルアルパインマットM キャンプで寝るとき、地面がごつごつしていると背中が痛くてなかなか寝られない。そんなときにクッションとして下に敷くマットだ。 これがなくても寝袋があればなんとか我慢できる。 使うときは空気を吹き込んでふかふか(というほどでもないが)にし、仕舞うときには空気を抜いて小さくできる。頭から腰までの長さしかない半身タイプと、全身タイプとがある。私はコンパクトさを重視して半身タイプを使用している。 ただ、テント・寝袋・マットを全て持っていくとめちゃめちゃかさばるので、マットは削って寝袋だけにするというのも手だ。私は夏はマットのみ、冬は寝袋のみと使い分けている。 火器(バーナー)▲カセットガスが使えるバーナー。寒冷地ではガス式は使えないことがあるらしい キャンプや、旅先で料理しない人には必要ない。 本格的なのはガソリンを使ったバーナーなどがあるが、関東周辺で使う限りは、カセットガスが使えるミニバーナーで充分だった。コンビニなどでカセットガスが入手しやすいということもある。 その他あとは、これらの荷物を入れる袋だとか、小さめの懐中電灯だとか、ちっこいランタンだとか好みによって持っていけばいい。
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