猫って、前足の使い方がウマイので、ドアを器用に開けて部屋に出入りする。
それはいい。どんどん入ってもらって構わない。
だが、閉めないのだ。
人間なら、「開けたら閉めなさい!」と言われるところ、猫らはそんなもん知らんとばかりに、開けっ放しなのだ。
夏や冬など、エアコンを入れているときは困る。
暑いし、寒い。
言ったところで、アイツらは何怒ってんだコイツみたいな態度をとるだけだ。
ペットドアみたいな、ドアに猫扉をつけるという手もあるが、大掛かりすぎる。自作するにもハードルが高い。
しかし、人類は偉かった。キャットドア系以外で、「猫がドアを開けっ放しにして寒い」問題を解決してしまうアイテムが、とうの昔に作られていたのである。
家庭用自動ドア閉め機
オフィスのドアなんかには、鉄のアームがついた自動ドア閉め機がついてるだろう?こういうやつだ。
マンションの玄関なんかにもついてて、そんなにお高いもんでもない。ドアクローザーという名前だそうだ。
だけど、部屋で使うのって大げさじゃない?
そんな仰々しくなくていいんだけど…と思って探し続けていたら、これが見つかった。
朝日工業という会社が作っている、ミニドアクローザーだ。
バネ入りの棒をドアの開く側につけておくと、開けた後にドアをグイーッっと押し戻してくれる。
価格は2,000円ちょっと。
いいじゃないか、いいじゃないか。こういうのでいいんだよ。
ただ、その構造上、ドアを完璧にバタンと閉めるのはムリっぽい。
だけど、猫を飼ってる家は、奴らが出入りするドアを猫でも開けられるように、完全に閉めず、少しだけ開けておくだろう?完全に閉めると「開けてぇ~!開けてぇ~!」とうるさいのだ。だから、これでいいのだ。
ゆっくり閉まるので、猫がドアに挟まる可能性も低いだろう。パーフェクト!
「閉められない猫」を飼っているあなたは、チェックしてみるといいかも。