猫用のごちそう ヒダリマキのキャットフードの魚臭さがたまらんらしい

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高知県のヒダリマキで作ったキャットフードが「坂上どうぶつ王国」で取り上げられていた。

全くごはんを食べない猫のために、飼い主の女性が作ったキャットフード。

商品名は「お魚グリル」

人間が食べないほど磯臭い「ヒダリマキ」という魚で作ったフードで、人間にはまずいけど、猫にはとてつもなく美味らしい。

こちらから買えます。

Yaika Factory 猫のおやつ - 港町のおばあちゃんがつくったこだわりのお魚グリル
高知県やいか。港町のおばあちゃんがつくった猫のおやつ。とれたて「お魚グリル」は、漁師さんから直接仕入れた新鮮なお魚を、こんがり焼いて真空パックにし、冷凍でお届けします。

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ヒダリマキってどんな魚?

東京ではタカノハダイと呼ばれる海水魚で、スズキの仲間。


出典 タカノハダイ – Wikipedia

体の斜め縞(しま)がヒダリマキなので「ひだりまき」と言い、味がとてつもなく磯臭いので「婿泣かせ」とも呼ばれているそう。

猫グリルを作っている高知県矢井賀では、イセエビ漁のときによく穫れるのだとか。

「ミギマキ」という縞の向きが逆の魚も居るらしい。

猫は味がわかるの?

人間にとって「うわっ、魚臭い!」と感じるタカノハダイが好きだなんて、猫はとんでもない味音痴?

実は猫、「酸味」「苦味」「塩味」を感じることができるが、「甘味」を感じられないなど、人間とは味覚が違っている。

そして、「酸っぱいもの」「苦いもの」は嫌い。「酸っぱい」は腐敗したものだと認識してしまうし、「苦い」は毒だと認識してしまうからだそうだ。自然界では弱い立場の猫にとっては、体調を崩すものを食べる=死を意味するからかも知れない。また、塩からすぎるものも食べない。

じゃあ、何が好きなんだ猫。何か楽しみがないと、食事なんかしないだろう?

実は好きなのは、「酸味」の中でも「脂肪酸」だということがわかっている。脂身が大好き。

そこで、調べてみると、タカノハダイは、基本的に脂がとても美味い魚だという情報が出てきた。

タカノハダイを嫌わないであげてください | ざざむし。

なるほど、磯臭いのは内蔵だけで、適切に処理して刺し身にすると脂がとても美味いのだそう。

ということは、タカノハダイは、猫が嫌う「酸味」「苦味」「強すぎる塩味」がなく、猫が好む「脂の味」が強いから大好き…ということで理にかなっているのだな。

うちの猫らにも食べさせてやりたいと思った。

全力HP