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ハンディGPSとの出会い
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ハンディGPSとの出会い
ハンディGPS。それはまさに、カーナビをちっちゃくして、電池で動くようにしたものだった。



大きめの携帯電話くらいのサイズで、モノクロの液晶画面に地図が表示される。単三アルカリ電池2個で、だいたい7時間は連続で使える。そして、カーナビみたいに、自分の位置と向いている方向をリアルタイムで表示してくれるのだ。

はっきり言って、高かった。約5万円だった。

迷わないようにするだけで、5万円。私以外の普通の大人は、少々のことでは迷わない、立派な方向感覚を身に着けているというのに。もったいなくはないか。無駄遣いじゃあないのか。

けど、私には予感があった。昔、私がまだ車に乗っていたとき、初めて搭載したカーナビは感動ものだった。知らない場所に行っても決して迷わない自分に酔った。迷わず目的地に着くことがこんなに楽しいことかと思ったのだ。

それが、電車で出かけても自転車で出かけても決して迷わない自分になれる。

いいだろう。5万の価値があると認めよう。

注文して、届くのを待つ。1週間後に届いた。

届いたら、用もないのにGPSを持って近所をうろうろしてしまった。うちの近所が地図に映って、リアルタイムに動いている。動いてる!動いてる!私が動いている!

という訳で、少しいじり回してみることにした。

ハンディGPSをいじりまわす

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