最近、不健康すぎだよな…と思って、スマート体重計を買った。
率直に言うと、度を超えてデブって来たので痩せたかった。
Anker eufy smart scale p2 Proのレビュー
間違いない定番のスマート体重計のメーカーとして、タニタやオムロンがあったが、「安いけど、けっこうちゃんとしてて人気」のAnkerにした。
Ankerのやつは、計測時にスマホ持ってなくても自動でクラウドに体重記録してくれる。これができる体重計は、意外とない。
たぶん、記録用のクラウドサイトをメーカー側で用意しとかなきゃいけないからだと思う。
Anker Eufy Smart Scale P2 Proグレードは4つあって、C1、P2、P2PRO、P3。
- C1:最安で計測項目少ない
- P2:スタンダードなやつ
- P2PRO:ドコ乗っても計測が安定してる
- P3:表示部デカい
C1はエントリーモデルで、計測項目が少なく12。P2とP2Proはだいたい同じなんだけど、Proの方はどこに乗っても体重が安定して測れるコーティングがされてて、計測項目も16(P2は15)。P3は本体のディスプレイ表示がでっかい。
で、私はP2Proにした。
スマホと連動するタイプで、最初に一回「同期」設定しておけば、後はスマホオフの状態で体重計に乗るだけで、身体データがどんどん蓄積されていくのだ。体重計自体がWiFiとつながり、単体でクラウド上にデータを送信する感じ。
そして、気が向いたときに、スマホでグラフ化された体重変化を見てニヤリとしたりヤベェと思ったりするのだ。
Anker eufy smart scale p2 Proの特徴
いわゆる「記録するだけダイエット」をしたかった。そのため、体重を毎日測るというハードルを極限まで下げたかった。
過去の経験から、毎日計測が続けば痩せる。痩せるのだ。
私が、スマート体重計に求めていたのはこの3点。
- 体重データが勝手に蓄積されてって、スマホでグラフで見られる
- 体重以外に、体脂肪データも取ってほしい。
- 計測時に、スマホ起動しなくて済むやつがいい
Anker eufy smart scale p2 Proは、上記の条件を満たしていて、それでいてものすごく安かった。今見たら、C1でもP2でも上記条件は満たしてるんだけど、4つ並べられたらだいたい真ん中へんのグレードを選ぶという凡人感覚でP2Proにしたわけだ。
そして、体重以外にもそんな項目までいらんだろというほどの16もの項目を、足裏から何かしら電気的に読み取って積み上げて行ってくれるのだ。
私の判定は「筋肉質の過体重」であった。早い話が固太りである。
内臓脂肪も皮下脂肪も、体脂肪率もとにかく脂肪と名のつくものは「高」、タンパク質とか水分量とか骨量などは「低」となっていた。内臓脂肪はヤバいレベルらしく赤表示で「非常に高い」となっていた。
Anker eufy smart scale p2 Proのレビュー
色は白が良かったかも…
私はブラックを選んだのだが、足の跡がけっこうべったり付く感じで、ホワイトのほうが足跡が目立たなくて良かったかも…と一日目で思った。
失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した。私の足がベタベタしすぎなのだろうか?
スマホなしでもどんどんデータが蓄積されるのは良い
アプリは、iPhone、Androidともに対応していて、Eufy Lifeという専用アプリをダウンロードする感じ。
アプリからBluetoothで体重計と同期して、ついでにWifiへの接続設定もしてセット完了である。EufyLifeにアカウントを作らないといけない点は若干面倒だったが、まああまり途中で引っかからずに設定が終わった。
体重計は、乗ると勝手にスイッチが入って計測が始まるんだけど、いちおう体重計中央にあるスイッチを足でタッチして、表示のガチャガチャが収まってから上に乗るのが正式な測り方っぽい。
体重測定時に、スマホを用意しなくていい、というのがとてもいい。
レビューとかを見てると、タニタとかオムロンとかの大御所でさえ、計測時にスマホにデータを転送するときに待たされるというのだ。
Anker eufy smart scale p2 Proは、単体でWiFiにつながってクラウドにデータを送るという機能がついている点が、「計測したらすぐ降りてOK。勝手にデータが送られる」という素晴らしいメリットになっているんだな。
実際、買ってしばらくして体重計に対するテンションが落ち着いたあとも、淡々と体重を測り続けることができた。継続には楽ちんが最重要である。
他の機種がクラウド対応やってない理由は、クラウド側のサイトを立ち上げないといけないからだと思う。他の人のレビューでも「計測後に、他社の機種のように待たされない」というものがあった。グレードが最安のC1だと、Ankerでも待たされるので、そこは注意。
タニタもオムロンも、計測データはBlutoothでスマホに送信する方式なので、毎回、スマホを用意してから体重を測る必要があるのだ。
購入前にリサーチしたところ、「スマホが手元になくても体重計単体でデータをクラウドへ送信してくれる」なんてのは、Anker eufy smart scaleのPro以上だけなのかも。
クラウド方式なので、メーカーが「そろそろクラウドやめまーす」と言ってしまったら、体重データが失われる可能性はあるかも知れない。でもまあ、痩せるためには計測ハードルを究極まで下げたいので、個人的にはクラウド対応は必須である。
とにかく、体重計に乗って記録する、というハードルを極限まで低くしたかった私にはベストなチョイスだったと思う。
家族での共有利用は、色々不便らしい
他の人のレビューで話題になってたのが「家族での体重共有が面倒くさすぎる」という点。なんと、家族それぞれのスマホで自分のデータだけを見られる、というものではなく、1台のスマホに家族全員分のデータが入るというのだ。なんでそんな仕様にした。やっぱ、年頃の娘さんが毎日測ってる体重をお父さんとかに見られるのってイヤすぎるだろう。
まあ、私は乙女ではないのでそういうのは平気だ。
というわけで「絶対ほかの家族にデータを見られたくない」という場合は、他のメーカーのやつを買ったほうがいいかも知れない。
いちおう、家族がそれぞれ別のアカウント作れば、独立して使えるよという口コミがあったけど、私はそこいらへんを使い込んでないのでよくわからないのだ。(妻は「そういうのは私はいいわ」という反応だった)どうしても嫌だったら、専用の体重計を買ったほうが確実なのではないだろうか…。
気が向いたときにスマホでグラフをチェックしてモチベーション継続
いわゆる「記録するだけダイエット」をしたいと思っていた私には、この点が一番素晴らしいと感じた。私は過去、記録するだけで体重を落とした経験が数回あるので実績はある。痩せた経験が何度もある、という矛盾。毎回気を抜いたところでリバウンド太りを経験しているというわけだ。
グラフが手元にあると、夜中に飯テロ動画を見て、コンビニにこっそりパンを買いに行く衝動の抑止力になる気がする。
なんか食いたい…待て…順調に下がってきたグラフが乱れるぞ…いいのか…食ったらどうせ眠くなるんだから、食べずに寝ろ…
そういう思考を経て、きっと体重は下がっていくはずなのだ。
16種類もの項目を管理。スマホの健康アプリにデータを連携できる
まあ、それはすごそうなんだけど、最終的には体重だけでいいやという感じになりそう。
実際、体重以外の骨量とか筋肉量とかは、あまり信用できない気がする。だって、私の骨量は3キロって出るんだもん。そんな成人男性はいない。手に電極持つ方式の体重計だと正確かもしれないけど、それは面倒さのハードルが上がるからな…。
まあでも、色々計測できると、体重減少が停滞していても、他の項目が改善されてれば、「私の体は改善に向かってる…」ということを実感できていいかもしんない。
それにしても「タンパク質」とか「心拍数」とか、どうやって測ってんの?うーん。
まあ、購入初日はそんなとこ。もう何日か使ってみてから、レビューの追記を書くことにしよう。
ちょい追記)
1日で体重が200g減った。体重を測っているだけで、間食の抑止力が効いているのを感じる。体重を測っているだけなんだけど、何か得している気分がするな…。
ゲームでゴールドをたくさん集めると得した気分になる…っていうのと少し似ているかも知れない。不労所得を得ているような感じ。
1週間後か、まあ1ヶ月後くらいにはまた追記しよう。たぶん。
さらに追記)
1ヶ月と一週間くらい経過、特に忘れることなく体重計測を続けられた。楽ちんさのパワーってすごい。継続とは、続けていることを忘れることなのかもしれない。うん、良いこと言ったな。
体重は一進一退を繰り返して、1ヶ月で2.2kg減。妻に「顔が痩せてる…」と言われるまでになった。
計測するだけだが、見事に夜中の間食はなくなった。そのかわり、朝に計測を終えたら腹いっぱい食うというボクサーの計量気取りのような状態になった。
この調子で続ければ、1年後には人間の子供一人分くらいの体重が、私から消失するということではないか。まあ、リバウンドして10kg増えてたわという未来も考えられるけども、引き続き計測し続けていきたい。
Anker Eufy Smart Scale P2 Pro