おうあー。
おうあー。
ある日、ととっこが異常な声をあげて鳴き始めた。
どうした!?と声をかけると、腕立て伏せのようなポーズ。
ううう!
おうあー。
おうあー。
ととっこは鳴き続ける。
おなかが減ったのか?
おうあー。おうあー。
おしっこ?
おうあー。おうあー。
昨日、ととっこが食べたのはなんだったか。思い出せないが、特に変なものを食わせた覚えはない。どうしよう、ととっこがおかしくなってしまった。部屋から出られないストレスだろうか。猫タワーみたいなおもちゃが欲しくてねだっているのか。小遣いあげろか。
ねこの本を読みあさって、それがサカリというものであるとわかった。
上品な言い方をすればオムコさんを要求しているわけである。
なるほど、道を歩けば異性とすれ違う人間と違って、猫はこんだけ大きな声を出さないと相手とめぐり合えないのである。来るはずのない相手を呼び続けるととっこが不憫に思えた。
避妊手術をすれば鳴き叫ぶことはなくなるということだったが、しなかった。手術をするなんてかわいそうという薄っぺらな同情と、やぶ医者にひっかかってしまうことが怖かったからである。
▲肉球をつままれるととっこ団長
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