ととっこが去ってからというもの、私はひたすら嘆いたり後悔したり、ため息をつきまくったりしていた。
軽く10年くらいは嘆き続ける自信があった。だが、そんなことをしてどうなるというのか。私はととっこのことを胸にしっかり刻んで、日々を大事に生きていかなければならないのである。しかし、頭ではわかっていても、体が拒否しているような困った状態であった。
散々考えたあげく、また、猫を飼うことにした。それがいいことなのかどうかは、わからない。だが私は、インターネットで里親募集のページを見て、保護主の方に連絡をとった。
様子を見に出かけ、里親になることを決心する。仲のいい5匹の子猫たちで、引き取り手がなくて処分されそうなところを保護主の方が引き取ったのだという。
そこで、二匹飼いをすすめられる。そのほうが猫のためにも飼い主のためにもいいよと言われた。なるほど、そうかも知れない。
私は二匹の猫を飼うことにした。自宅まで猫を届けていただけるという。なんでも、里親詐欺というのがあって、虐待目的で猫の里親になるひどい奴がいるから、その防止のためなんだそうだ。
二匹は、雨の日にやってきた。三毛の、顔が少しととっこに似ているような気がしないでもない「こと」と、耳のまわりとしっぽ以外は真っ白な「ぱく」である。
「こと」は、子供のトトっぽいという理由で、「ぱく」は当初「しろ」にしようと思ったがそりゃありきたりすぎだろということで、白の音読み「ハク」からそう名づけた。
届けてくださった保護主の方が去り、ことっことぱくっこはケージの中でびびりまくっている。私が顔を近づけると、カーッと威嚇する。
まあ、ゆっくり仲良くなっていくとしよう。
こうして、ととっこ団に新たに二匹の団員が入団したのだった。
▲まだまだ警戒中のことっこ(左)とぱくっこ(右)
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