たたたたたっ、どぐわしゃぁっ!
今日も元気なととっこ団は、私の狭い部屋をかけめぐる。それはいいのだが、いきおい余ってあちこちに激突している。どうやら怪我はないようなのだが、音が激しいのだ。
うーうーうー、そこのととっこ団とまりなさい!
たたたた!たたたた!
危ないから走ってはいけません!
たたた! うわー! ぐわしゃ!
ぶつかるのは木製の引き戸や、立てかけてある掃除機である。頭から突っ込むわけではなく、あっ、障害物だと思って急ブレーキをかけても、追っ手がすごい勢いで突っ込んでくるので二匹もろとも、ぐわしゃ、なのであった。
ととっこ団長は、一匹だけだったので急ブレーキなどのテクニックを使いこなし、あまり部屋で暴れることはなかった。せいぜいカーテンによじ登って、上から降ってくる程度である。たまに、おさらの端っこをいきおいよく踏んで、宙を舞う皿を目撃したことはある。だが、現在のととっこ団は二匹。一匹飼いと二匹飼いの大きな違いは、「遊びが激しくなる」ということだ。
しょうがないので、留守にするときはケージの中に入れる。このケージがまた狭くて、猫トイレを中に入れると猫の4畳半という感じなのである。しかも、犬用なので上下運動も出来ない。猫用は棚なんかがついてて、ある程度上下に動けるのである。
旅行などに出かけるとき、閉じ込めっぱなしにしてしまうのは忍びない。
そこで、大型のケージを買うことにした。私に資金があれば、広い家を買って一室を猫に与えるのだが、残念ながらそんな資金はない。
通販で、三階建てのケージを購入してみた。組み立てに1時間ほどかかる。ジョイント用パーツの取り付けが硬くて硬くて、指が痛くなった。
またニンゲンがおかしなことを始めやがったと見守るととっこ団。ケージが組みあがると、恐る恐る近づいてくる。
私は、何気なくケージをがたがたとゆする。ととっこ団はびっくりして去っていく。けど、また恐る恐る近づいてきては、がたがた揺らされるケージに驚いて去っていくのであった。
遊んでいる場合ではない。
私は部屋の一角にケージを設置した。猫アパートが部屋のすみっこに出来た感じである。ととっこ団は、どうやらケージを遊び場の一つとして考えているらしく、入り口を開けておくと、勝手に入っていく。
遊び場のつもりがおりに入れられている、のんきなととっこ団なのであった。
▲三段ケージの中でくつろぐぱくっこさん。ことっこさんは布製キャリーの中
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