朝。
左腕になんだかふわふわした感じがするなと思って見てみると、仰向けになったぱくっこが私のすぐ横に寝ていた。ぼーっと顔を見つめる私に、あ、人間起きたという感じで薄目を開けて応えるぱくっこ。
右太ももにも、なんだかふわふわした感じがするなと思ったら、ことっこが私に寄り添って寝ていた。
気がつけば、猫が寄り添って寝ている。なんだか楽しいことのように思えたが、今は夏だと言っても差し支えない時期なのである。暑いのである。
などと言ってみたものの、本当は少し嬉しい。
ぱくっことことっこに、軽く腕や足を押しつけて反応を見ていると、まずぱくっこが逃げた。つられてことっこも逃げた。
ととっこ団は、あまり構い過ぎると逃げていくのだ。ほったらかしにしているぐらいが丁度いい。
かつて、ととっこ団長とのつきあいも、そんな感じだった。ととっこ団はある程度の距離感のようなものを保とうとしているようだ。
なるほど。
しばらくして、ぱくっこがきゅきゅうと鳴き出したので、私はぱくっこの腹を揉んだりして遊んでやった。ぱくっこはごろごろ言っている。その様子を怪訝そうに見ていたことっこも、いつのまにか私の横に居て、ついでに腹を揉まれて、ごごごーっごごごーっと、のどを鳴らしていた。
私もついでにのどを鳴らしてみたかったが、それは無理というものなのだった。
▲怪訝な顔をすることっこさん
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