急に私が姿を現すと、威嚇をするととっこ団。
今でもケージの前に急に顔を近づけると、かぁー！と威嚇することは変わりない。
しかし、ゆっくり、ゆっくりと動いてゆっくりと手を近づければ、触れても怒らなくなってきた。
これは、水風呂の状態からゆっくりと風呂をわかしていけば、いつのまにか熱々の風呂に入っているようなもんじゃないだろうか。気がつけばなでられている、まだまだこどものととっこ団であった。
そろそろ、二匹の個性もわかりはじめる。
ことっこは、いつも油断がない。小さな音にも反応する。神経のこまやかな、血液型で言うとA型っぽい感じ。ぱくっこは、ことっこに警戒をまかせて、後ろのほうでぐうぐう寝ている、血液型で言うとO型っぽい感じだ。
けど、どちらかというと、ことっこの方が私の「手」を怖がっていない。ぱくっこは、一人になるとびびりっぱなしである。
寝姿からも個性がうかがえる。
ぱくっこは仰向けになりがち、ことっこは体勢は普通だが、何故かトイレの中でいつも寝るのだ。
勝手気ままな、愉快なととっこ団なのであった。
▲なかなか立派なタマタマのぱくっこ（左）と、トイレで寝ることっこ（右）
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