浅草演芸ホール
そろそろ日もくれて、いい雰囲気になってきた。
中は撮影禁止なので、しばらく写真はなし。
コンビニで、ちょっと軽くつまめるようなものを買って、入場する。
入場するぞ!
ちょっと遅い時間に入ったので、入場料は500円割引で一人2,000円だった。
中に入ると、こじんまりとした古い映画館のロビーみたい。
扉の中から時折爆笑が聞こえる。
おっ、いいねいいね。
扉を越えて入ると…
小さい劇場だった。
1Fと2Fがあって、1Fの方が
落語家の方々の顔がよく見えるが混んでる。
2Fは、ちょっと落語家さんが見えにくい…が、
比較的空いてる。
まあ、好きな方を選ぼう。初めての方は1Fがおすすめだ。
いまいち落語に乗りきれなかったが
落語の途中だったので、いまいち話に乗りきれない我々は、
顔を見合わせ、お菓子を食べたりジュースを飲んだりして、
周りの爆笑に置いて行かれた感じを味わっていた。
浅草演芸ホールは、持ち込みOKだけど、
あんまりニオイのするものとか、音がするものは
気まずいので避けたほうがいいだろう。
さて、最初の落語家さんが終わり、
次の落語。
爆笑!上品な落語家さんが
上品そうな、結構高齢の落語家さんが、
美しい動作で座布団に座り、言う。
「えー、みなさま、本日は」
おー、いい動きだなあ。有名な茶道家みたいだなあ、
と思っていたら、
「このクソ暑い中、ようこそお越しいただきました」
不覚にも吹き出した。あんた、そんな上品な感じで、
そんなこと言うの卑怯だろう。
それからはもう、笑いに笑った。
あっ、あの有名な落語家さんが
有名どころの「林家ペー」「林家三平(元いっ平)」「林家正蔵(元こぶ平)」が
出てきたときは、イッキにテンションがあがる。
おおっ、すげぇー、動いてる!(当たり前だ!)
特に、私は林家ペーが長時間しゃべっってるところを見たことなかったので
ショックだった。
芸風は、ギターを弾きながら歌ったり、漫談をしたり。
あー、タダの派手な写真おじさんじゃなかったんだねぇ。当たり前だね。
ラストは、林家正蔵で、貧乏な宿屋が繁盛する、という落語。
さすがにうまいねぇ、貫禄もあるねぇ。
といったところで、全ての落語が終了。
いやあ、面白かった。
私達は大満足で、浅草演芸ホールを後にしたのだった。