Poser覚書 | 3DCGソフト Poser Pro 11の使い方
モデリングが苦手でも美しい3DCGを楽しめる画期的なソフトPoser（読み方はポーザー）に関する覚書です。
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モデリングが苦手でも美しい3DCGを楽しめる画期的なソフトPoser（読み方はポーザー）に関する覚書です。
DAZ にて、The Kids 4 Morphs++をゲット。
▲おでぶ体型に 髪は、 Jai Hair を無理やり適用。
これは、The Kids4 Baseに適用することで、顔や顔つきを自由にカスタマイズできるようになるモーフセットだ。具体的には、目の大きさだの鼻の高さだの、体の太り具合だのを変えるためのパラメータが追加されるのだ。
ついでに、The Kids 4 chibiというアニメ調（？）フィギュアも追加される。
▲The Kids 4 chibi。髪は Tandy Hair を無理やり適用。
順に見ていこう。まず、フィギュア。
デフォルメ等身のThe Kids 4 chibiのベースだ。基本モーフしかはいっていないので、顔つきや体型を調整する場合には、さらにINJ Morphs++を適用する必要がある。
なお、きっとすぐに修正されるんだと思うが、このフィギュアを呼び出すとまつ毛の表示がちょっとおかしい。
マテリアルのまつ毛の設定がちょっとおかしいのだ。手動で直す場合はマテリアルルームで、マテリアル「6_Eyelash」を選択して、PoserSurfaceノードのTransparencyを1.0に変更すればOK。
そんなのめんどくせー、という人はライブラリのポーズフォルダから、Kids MAT-ANIMEchibiを適用すればOKだ。
続いてポーズ。まずは、Morph Injectionsポーズから。
INJ Morphs++をフィギュアに適用すると、必要なモーフが一括ロードされる。REMは、ロードしたモーフを除去するためのもの。Morphs++フォルダには、一括じゃなくて個別にロードしたいよう、という場合の個別モーフINJポーズが入っている。
The Kids 4 Morphs++は、顔周りのモーフはVictoria4なみに充実しているのだが、体型については控えめ。
▲体型関連のモーフ
太ってる（Heavy）か、やせてる（Thin）か以外はあまりカスタマイズの幅がない。よくわからないが、巨乳の子供なんかを作られるとマズイ、ということなのか、子供なんてみんな体型同じだよ、ということなのか。
体型「Dolly」は、人形っぽい体型になるモーフ。さらに等身がデフォルメされるのだ。
▲Dollyを1.0に キューピー？
chibi系のデフォルメ顔プリセットが何種類か付属しているのだが、これがなかなかかわいい。（Headを選択状態にして、Morphs|Shapes>chibi以下のパラメータを操作）
この他、鼻を三角にするとか、目の形をさらにアニメっぽくする（けど効果は微妙）とかのモーフも付属している。
リアル顔プリセット（Morphs|Shapes > Full Head & Face)には、さらにたくさんの顔が付属しているが、テクスチャが同じだと違いは微妙に思えてくる。
▲11種類あるが、テクスチャが同じだと違いは微妙
さらに、子供の歯の生え変わりを意識してか、歯が抜けた状態にするモーフも仕込まれていて、好きな歯を抜けた状態にできる。
▲生え変わりちゅう
パラメータを0.0から1.0まで変化させると歯がにょきにょき生えるアニメーションなどを作ることができるのだ。
最後に、テクスチャ適用のためのMATポーズ。
二つあるがUnderwearと書いてあるほうがパンツあり、もう一方はパンツなしだ。Baseに付属しているノーマルテクスチャと比べてみよう。
▲アニメ調…？
アニメ調と言われたら、そう見えなくもない感じ。いずれアニメ調の別売りテクスチャも充実してって欲しい。
カスタマイズ性については体型モーフは少なめだが、まあ文句なし。付属していたデフォルメキャラchibiの顔つきが予想外にかわいい気がした。ただ、裸の子供フィギュアをいじっているおっさんの姿は周囲をドン引きさせるのに充分な破壊力を持っているので、充分気を付けたいと思う。
The Kids 4用のモーフキット。顔、体型をカスタマイズできるようになるモーフ群の他、デフォルメキャラ「The Kids 4 chibi」が付属している。
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