知育玩具LaQで人間の作り方
LaQ(ラキュー)という知育玩具は、レゴみたいな感覚で想像力のおもむくまま、いろんな形を作れるっぽい。
レゴがブロックなのに対し、LaQは板状なので、ポリゴンを張り合わせるようにして造形をしていくため、自由度が高いのだ。
というわけで、ベーシックという基本セットを購入。
>LaQ ベーシック 400/ファーストセット L007940
私は新しいものを知った気になってたが、LaQは1994年から発売されている由緒正しい知育玩具だった。私は今までそんなの聞いたこともなかったのだった。
LaQベーシック400で遊ぶ
箱を開けると、ぶ厚めの小冊子と、ゴチャッとしたLaQパーツが袋に入ってた。
何この雑多な感じ。パーツは四角形または三角形の板パーツと、板パーツ同士をつなぐジョイントの2種類がある。通常ジョイントのほか、ジョイントは斜め方向に繋いだり、3方向につないだり、直角に繋いだり、通常ジョイントよりも少し幅が大きいパーツがある。合計7種類のパーツである。
関連)LaQとは?| LaQ
LaQ公式サイトでは、定期的にコンテストをやってて、優秀作品が紹介されている。中でも、私の目を引いたのは人型の作品だ。
おー、これはブロック形状では実現できない味わい。やはり作るなら人間っぽいやつの方が楽しいだろうな、難しいだろうけど。
とりあえず説明書の基本の形を作ったりして練習する。パーツが小さいのでグッとはめたり外したりするときに力を入れると指が痛い。
しょうがない、これは5歳児から遊べるものなのだから、おっさんの太い指で遊ぶにはそもそも無理があるというものだ。
LaQで人間の作り方
とりあえず人型っぽいものを作った。
最低限、頭と胴体と手足がついてるオブジェといったところ。なお、パーツ数が限定されているので、見えない部分のパーツは手を抜くという「貧ぼっちゃま方式」で制作している。
実際、殿堂入りしているような作品を見ていると、お手本を見ながらローポリモデリングをしたような、ポージングした形状をうまくLaQ形状に落とし込んで組み立てているようなものばかり。
私のセンスや技術では、いきなりそんなものは作れない。というか、時間をかけたところで、そんなところに到達出来る気がしない。
というわけで、雑に人型を作ったら、そこに着せ替え人形の服のような別パーツを作って、適当にひっかけて「着せる」という手法を考えついた。
例えば上の画像の左のヤツは、緑の胴体パーツを別に作って、人型の肩のとこにひっかけただけの代物だ。でも、それが服っぽいいい感じの段差を生み出している。怪我の功名。
その後、片方の人型の手をにょろにょろと伸ばす。斜めジョイントを使ってうにょらせることができるのだ。
足に三角パーツを入れて、お辞儀しているような格好に。奥では妻が化粧しながら、冷めた目でその様子を見ていた。
あとは、壊滅的なのが色のセンスだ。まず、肌色パーツが必要だと思った。
パーツが大量に入ったLaQ3000は、3万円以上もするので却下。
ピンポイントでピンクのパーツが100個入ってるやつが売ってた。
販売しているのは、ヨシリツ(Yoshiritu)という会社で、怪しい会社が勝手にLaQの海賊版売ってるのか?と警戒したけど、ヨシリツはLaQを販売している開発元・販売元だった。失礼した。
AmazonでLaQと検索して色指定のパーツが出てこない人は、ブランドに「Yoshiritu」と書いてあるとこにチェックを入れると出てくる。
届いた。
一色で100パーツ入ってるので、ベーシックキットに入っていた他の色よりもピンクの比率が多くなったカンジだ。
ピンクというか肌色パーツも入手できたことだし、子どもが作らなさそうな物を作って行こうではないか。クックックック。
このページは子どもが見てはいけません。
ピンクのパーツはすぐなくなっちゃうな…。どこまでパーツを追加して増やしていくかは悩みどころである。
あと、いったん作った造形は解体しないとやっぱりパーツが足らなくなる。一度作った造形はセーブしといてあとから呼び出すみたいなゲーム的なことが出来たら良いんだけどな。
写真を取っておいて、画像から作り方を思い出す…くらいで対処していこうと思う。