ぱくっこは、私が背中をなでようとするとその気配を察して、しゅっと逃げる警戒心の強いやつである。
しかし、寝ているときは別だ。
ある日、キャットタワーでぱくっこが寝ていたので、背中を触ってみた。起きない。
おなかをくすぐってみる。起きない。びくともしない。
息はちゃんとしている。気持ち良さそうに寝ている。私は後ろ足の裏をくすぐってみる。肉球をつまんでみる。ぱくっこはのびをするが、再び寝てしまう。
鼻をくすぐってみる。耳をつまんでみる。口のふちをきゅっとめくってみる。
全く起きる気配がなかった。起きているときはあんだけ警戒しているくせに、寝ているときは無防備すぎやしないか。そっとまぶたを持ち上げると、瞬膜も閉じていて、完全に寝ているようだ。
私は、ぱくっこのだぶついたおなかで少し遊んで、その場を離れた。昼寝の邪魔して悪かったな。
しばらくして、背後でどさりと音が聞こえた。ぱくっこが恐らく寝返りをうって落ちたのである。地上40cmくらいからなので、特に怪我はない。下にはちょうど毛布があった。
ぱくっこは私の方を見て、な、なんてことをするんだという顔をする。
いや、私が落としたわけではないのである。ぱくっこが勝手に寝返りをうって落ちたのである。言いがかりなのである。
しかし、そんな言い訳は通用せず、ぱくっこは再度落とされたりしないよう、キャットタワー1Fの隅っこに身を隠し、再び眠りについた。
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