Vue5覚書
Poserから取り込み
 HOME
Poserから取り込み
Poserという、人間を扱うのが得意な3DCGからデータを取り込んで、Vueできれいに描画してみようと思う。まずは完成図を見てもらおう。


▲Poserから取り込んでVueで描画した絵

うーん、リアルなようなそうでもないような微妙な感じ。もう少し調整が必要なのかも知れないが、手順を覚書しておこうと思う。ちなみにこれ、女の子とバイクはPoser、車や地面はVue付属だ。

さて、まずはPoserで女の子とバイクを準備する。フィギュアはMikiという別売りのフィギュア。バイクはMikiアップデータに付属していたものだ。


▲Poserで女の子とバイクを呼び出し、保存

ポーズも服も、全部アップデータに付属していたもの。ポーズもそうだ。ちゃっちゃと作って、ファイル>別名で保存で保存しておこう。では、Poserは閉じて、Vueを起動。

PoserもVueも重いので、よっぽどPCが高性能じゃないと同時に起動したりしない方がいいと思う。

開いたら、車を適当に配置しよう。ここでは、IBLを使って、というか、IBLという言葉の使い方がこれで正しいのか全く自信はないが、HDRI画像を使ってリアルな感じにしてみた。

そこに、さっきのPoserファイルを読み込む。オブジェクトの読み込みを選び、コレクションのリストの下にある、ちっこくてなんなのこれという感じのアイコンをクリック。ここから、ファイルを直接呼び出すことが出来るのだ。


▲オブジェクトの読み込み画面で、「ファイル」(赤丸部分)をクリック

すると、ファイルを開くというウインドウが出てくるので、さっき保存したPoserのファイルを選択し、「開く」をクリック。


▲読みこむPoserファイルを選択

ちなみに、Poserファイルはめちゃめちゃ重くて、フィギュアを数体読み込んだりすると、メモリエラーが出たりして操作不能になるので気をつけよう。そのための「読み込み終了後、軽量化」っていうオプションがあるが、軽量化の調整がまた難しい。

「読み込み終了後、軽量化」を選ぶと、読み込み後にどの程度軽量化するかを選ぶ画面になる。めいっぱい軽量化して描画したら、こんな感じになった。


▲めいっぱい軽量化した失敗例

なんか、バイクもぼろぼろだし、人間は角ばっているし、帽子も脱げてんじゃないの?という怪奇現象発生だ。今回は、「読み込み終了後、軽量化」にはチェックをつけずにやってみることにした。

続いて、Poser取り込み設定だ。「スライダの動作中はメッシュを更新しない」は、動作を軽くするための設定のようなので、チェックをつける。また、今回はアニメーションしないので、アニメーションメッシュ設定を「Poserアニメーションから1フレーム取り込む」にしてみよう。


▲Poser取り込み設定をする画面


▲こんな感じに設定してOKをクリックした。

読み込みには時間がかかる。数分ぐらいは余裕でかかる。まあ、余計なことはせずにゆっくり待とう。


▲読み込み終了

女の子を読み込んだのに変な箱が表示されてなんなの?という気分になる。カメラ位置なんかを調整すると、恐ろしく重い。しばらく待っていると、箱が女の子の形になる。ちょっとでも動作を軽くするための措置かもしれないが、謎だ。


▲時間が経つと人の形に?

さて、レンダリングするとこうなる。ちなみに、レンダリングには10分程度かかった。


▲レンダリング

人間はまあまあだが、バイクがなんだかプラスチックっぽくなってしまっている。かなり不満は残るが、とりあえず今回はここで覚書を終わる。


eco-systemを試すへ

Vue 製品情報


[HOMEへ戻る] ページTOPへ

Copyright(C)全力HP. All rights reserved.