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Poserを起動し、フィギュアを呼び出す (Poser9/PoserPro2012)

 Poserの基本的な動かし方を改めて覚書きしてみたい。

 画面イメージは、PoserPro2012のものだが、基本的にPoser9と変わらないはずだ。

 今回は、Poserであらかじめ用意されている人体フィギュアを呼び出してみよう。Poser起動。


▲ぬぼー登場

 白っぽい、ぬぼーっとした謎の人体模型「アンディ」がデフォルトで表示されている。何がアンディだ。お前なんてヌボーで充分だ。コイツは起動するたびに出てきてウザいので、出てこないようにしてしまおう。もちろん、「オレはアンディが大好きで、毎回出てきて欲しいんだ!」という人は、この手順を飛ばしてもらって構わない。

アンディの体のどこでもいいのでクリックして、選択状態にする。
キーボードの「Delete」を押す。
「現在のフィギュアを削除してもよろしいですか?」と聞かれるので、OKをクリック


▲フィギュアをクリックすると、選択状態になる。

 「フィギュア」というと、アニメやゲームのキャラなんかの模型を想像すると思うが、Poserで言うところの「フィギュア」は、「関節構造を持ってる3D形状」というような意味を表している。関節を持たない3D形状は「プロップ」だとか「小道具」だとか呼ばれたりするようだ。


▲シーン内に誰も居なくなった

 何もなくなってしまった。「シーン内に誰も居なくなってシーンとしています」というダジャレを思いついたので、ここに書いておこう。私は、もういい年したオヤジなので、ダジャレを思いつくとアウトプットせずには居られない。これは、世の中のオヤジ全員がそういう性質を持っているので、しょうがないのだ。うん、そうだそうだ。

 さて、それはともかく、Poser起動時には毎回、「誰もいない状態」にしておいて欲しいな、と思わないだろうか。私は思う。起動するたびにアンディを削除するのは無駄だし、アンディにも申し訳ない。

 というわけで、「現在の設定を、起動時のデフォルトにする」という設定をやってみよう。

メインメニューから「編集」→「環境設定」を選択

 

環境設定ウインドウが表示されるので、「開始ビヘイビア」の「現在のシーンで起動」にチェックをつけ、「現在のシーンを設定」ボタンをクリック。
OKボタンをクリックして、環境設定ウインドウを閉じる。

  あっけないが、これでもう、あなたのPoser起動時にアンディは出てこない。設定してしまってから、「初期状態のアンディが出てくる状態に戻したい」と思ったら、先ほどの環境設定の開始ビヘイビアで「初期シーンで起動」を選べばOKだ。

 ちなみにビヘイビアというのは「ふるまい、動き」というような意味。「起動時の動きをどんなふうにするか」を設定する項目だと思っておけばいいだろう。

 さて、とりあえず、フィギュアを一体呼び出してみよう。どれでもいいが、私は「ジェシー」を選んだ。このフィギュアは、Poser6のデフォルトフィギュアとして登場した、「野獣系美女」とでも言うべき、豹のような肉体と、少々怖い顔を持った女性フィギュアである。他にもおっさんや子供、その他のブサイクな女性フィギュアがあるが、まあ、男性としては美しい女性フィギュアを選んでしまうのは、仕方のないことと言えるだろう。

 ライブラリから、フィギュアカテゴリ(イチバン左のアイコン)を選び、人間>ジェシー>ジェシーをダブルクリック

 野獣の肉体を持つ美女、ジェシーが現れる。

 
▲細部までじろじろ見たくなる、野性的で美しい肉体を持つ女、ジェシー。

 呼び出し成功だ。次回は、ジェシーに服を着せてみたい。

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