Poserを使い始めたころに良く悩むのが、「フィギュアを座らせるにはどうすればいいの?」ということ。
デフォルトの状態だと、太ももやスネが思ったように動かない(インバースキネマティクスがオンになっている)のだ。
やり方はいくつかあると思うが、今回はインバースキネマティクスをオンにしたまま座らせる方法を紹介してみたい。
▲フィギュアを座らせるには? モデルは、 Aiko4 。
まずはフィギュアをシーンに呼び出す。
Editing Toolsで「Translate/Pull」(十字矢印のアイコン)を選択。(または、キーボードのtを押してもOK)
画面上部のパーツが表示されている箇所をクリック→Body Parts→Hipを選択して、フィギュアのHip(腰)を選択状態にする。
日本語版だと、「腰部」だったかな、とにかく腰を選択状態に。
Shiftを押しながら、シーン上で下方向にマウスをドラッグ。
Shiftを押しておくと、「選択状態を変えずに操作する」ことが出来るのだ。これで無事に座らせることができた。
なお、さらに微調整を行いたいよう、という場合はインバースキネマティクスをオフにして操作するのがいいと思う。
画面上部の「Figure」→「Use Inverse Kinematics」で、チェックのついているパーツ(オンになっている状態)を選択するとインバースキネマティクスをオフにすることができる。
Editing ToolsでRotateツール(またはキーボードのRを押す)を選び、フィギュアの腕などをドラッグすると、割と直感的にポーズを変えることが出来る。関節をねじり(Twist)たいときは、Twistツール(キーボードのWを押す)に切り替えればOK。
出来上がり。
関連:
Aiko 4 Baseフィギュア