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直感的に操作出来る、アーティスト仕様の3Dモデリングソフトmodo 製品情報

概要

 modoは、生物や曲線の多い車など有機的な形状作成が得意なモデリングソフトだ。

 立方体などの単純な形状に「面の押し出し」を繰り返すことで複雑な形状を作り込んでいくことができる。また、サブディビジョンサーフェス機能により、単純なポリゴン構成で複雑な曲面を操作することができる。

 モデリング機能に加え、三次元形状にそのままペイント可能な「ペイント機能」、SSS被写界深度、グローバルイルミネーションなどかなり本格的な「レンダリング機能」を併せ持っている。

機能など

  • マクロ記録
     作業手順を記録して再利用できる
  • スクリプト機能
     スクリプトを記述してバッチ処理が可能
  • ツールパイプ
     各ツールを細かくカスタマイズするためのもの?詳細はよくわからない。(未確認)
  • メッシュインスタンス
     形状のクローンを多数配置し、一斉に編集をかけることが可能。(未確認)
  • メッシュペイント
     形状の表面に沿って、別の形状を貼り付ける機能。腕に毛を生やしたり、船体に沿ってボルトを配置したり、人間の頭に沿って髪をコピーするといったことが簡単にできる。(未確認)
  • ペンツール
     デモムービーを見ると、形状に沿った形で次々とポリゴンを貼っていくことが出来るような感じなのだが、マニュアルにはそんなことは書かれていない。Poser服作りがすごく楽になりそうな気がするのだが。(未確認)
  • エレメントスライド
     「エレメントスライド」という言葉はマニュアルに載ってなくてよくわからない。ムービーを見ると、選択したポリゴンを自由に動かす機能のようだが詳細不明。(未確認)
  • UV展開
     「切れ目」を入れて自動的に展開する機能。これはHexagonと同じようなノリだろうか。ムービーを見ると、ポリゴンが重ならないようにインタラクティブに操作しながら直感的に展開できる感じ。
  • ベイク(焼き付け)
     レンダリングイメージをテクスチャ化する機能。別システム(3Dゲームなど)で、人体モデルに焼き付けたテクスチャを貼れば、そこそこリアルに見える、という使い方をするようだ。
  • 厚み付けツール
     片面ポリゴンで構成された形状を、厚みのある両面ポリゴン化するもののようだ。
  • キー・マウスの完全カスタマイズ
     キーやマウスの割り当てを完全にカスタマイズできる。マクロ呼び出しなどにもキー割り当てが可能。

 →modo機能の詳細情報ページ

その他

インタフェースは完全日本語化されている他、マニュアルも日本語のわかりやすいものが付属している。

製品情報

 2010年1月現在、modo401が最新バージョン。

 「スタンドアロン版」が登場し、個人ユーザにも使いやすくなった。日本にいくつか代理店がある。

  • イーフロストア 頻繁になんらかのキャンペーンを行っているショップ。modoキャンペーン中は、このショップが一番のおすすめ。
  • CGin ほどほどの値引きを行っているショップ。イーフロストアで売り切れの場合は、こちらをチェック。
  • Mars,Inc 定価での販売。他のショップがすべて売り切れのとき以外は、他で購入したほうがいいだろう。

リンク

ニュースなど

  • Mars modoのページ 日本の販売代理店、Marsのmodo製品ページ。製品機能のムービーなどを見ることができる。また、無料体験版(日本語版)をダウンロード可能。
  • Luxology modoの開発元。英語。
  • modo mode modoによるモデリングに精通している方のブログ。ニュースやTipsなどの情報があるが、2006年10月以降は更新されていない模様。
  • Mars Blog 日本の販売代理店、Marsのブログ。modoに関するニュースやtipsなどがあるが、更新頻度は低めのようだ。

チュートリアル・スクリプト

  • Vertexmonkey.com おそらく、modoのもっとも詳しい情報があるコミュニティサイト。スクリプトやチュートリアル、マテリアルのプリセットなどが大量にある。英語。
  • INDIGOSM.com modo用の便利スクリプトが「modo scripts」に大量にある。英語。
  • アーティストチュートリアル Mars編 modo modeを運営している方が書いたTips。チュートリアルというよりはテクニック紹介のような感じ。
  • modo初級チュートリアル 比較的簡単な形状を作るチュートリアルムービー。日本語解説入り。

※このページには不完全な情報が多々あります。今後、理解が進むに従って徐々に更新予定です。

関連:
顔のつやをリアルにしてみる(SSS適用)
奥行き感を出してみる(被写界深度)

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