modoチュートリアル　鉛筆作り５　ブーリアン合成…の予定が

　modo初級チュートリアルの鉛筆作りの続き。

　鉛筆本体が完成して、「鉛筆の削れた部分」も完成して、さらにポリゴンの裏表もきちんと揃えた、というところだ。もうそろそろ鉛筆などという地味なもののモデリングにも飽きてきたので、早く仕上げたいと思う。次に作るのは「鉛筆の芯」だ。

■画面上部のメインメニューから、形状→新規レイヤーを選択

　アイテムリストに新しく「メッシュ（３）」というのが増える。

■画面右の「modoツール」で「基本」タブをクリック
■「modoツール」で「円柱」をクリック

　

　ここから先は、「鉛筆本体」を作ったときと同じようなノリだ。

■四面図の「上面」のところで、ドラッグ操作をして「円」を適当に描く

　以前の設定が有効になっているので、円ではなく六角形が描かれるかもしれないが気にしなくていい。縦横比が違うとか、大きさはどれくらいにしたらいいのかとかも全く気にしなくていい。あとから数値指定するからだ。

■ツールプロパティの値を以下のように変更

位置X	0
Y	0
Z	0
半径X	2mm
Y	11cm
Z	2mm
サイド	24
セグメント	1

　「位置X」などは単位をつけずに「0」を入力しても自動的に「0m」になったり、「半径Y」は11cmと入力しても110mmになったりするが、まあ、気にしなくていいと思う。そういうもん、そういうもん。

　これで「鉛筆の芯」も完成して、次はいよいよ「鉛筆本体」「削れた部分」「鉛筆の芯」をブーリアン合成していくわけだ。

　ここでふと気づく。チュートリアルのおっさんの画面では、「アイテムリスト」がある位置に「Mesh List」というのが表示されていて、なんだか表示のされ方がちょっと違うのだ。そんでもって、おっさんは「鉛筆の本体を前景に、削れた部分を背景に」とかいいながら、そのMeshListをこちょこちょやっているのだ。またか。またおっさんの罠か。

　「Mesh List」というのをどうにかすると呼び出せるのか、古いバージョンだからそういう表示になっているのか、今の私にはわからない。マニュアルにも詳しくは載っていない。けど、「ブーリアンを使うには前景レイヤーと背景レイヤーに形状を配置しろ」と書いてある。わけがわからない。

　そして、試行錯誤しつつ「ブーリアン」を試していたら落ちた。

▲なんかメモリのエラーが出て落ちた

　たまたま直前に保存していたから助かった。体験版特有の現象かも知れないが、ブーリアンを試すと高確率で落ちるようだ。私は7～8回このエラーを出してmodoを異常終了してしまった。気をつけよう。というか、事前にデータを保存しておこう。

　落ちるかどうかビクビクしながら試していたら、何かの拍子にうまくいった。

■画面右の「アイテムリスト」で、「メッシュ（１）」をクリック

　メッシュ（１）は鉛筆本体だ。非表示のメッシュ（２）とメッシュ（３）が自動的に背景レイヤーになるんだそうだ。もう、このあたりはよくわからないのでとにかくこの操作をしたらうまくいったよという記録をつけるだけにしておこう。

■画面上部のメインメニューから、形状→ブーリアン→ブーリアンを選択

■「ブーリアン」ウインドウが出るので、「操作」で「減算」を選択し、OKをクリック
　

　これで、運がよければ鉛筆本体の先がとがる。運が悪いと、メモリエラーが出て落ちる。

　このあとさらに、「鉛筆の芯」に対して、形状→ブーリアン→ソリッドドリルということをやるのだが、なんと、その操作をすると100%の確率ででmodoが落ちるという状態になってしまった。

　バージョンは202-18133だ。最新版に更新する方法とかないんだろうか。それともこれが最新版なのか。もしかしたらハードウェアの相性というやつなのかも知れない。それにしてもいきなり落ちてデータが吹っ飛ぶというのはあんまりなのではないか。※別のパソコンでも同じようにメモリエラーが出て落ちたので、マシン固有の問題というわけではないようだ。

　とにかく先に進めないので、modoのチュートリアルは中途半端ではあるがこのへんでやめにして、すっきりしないまま覚書を終わる。

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