久しぶりに、Poserパイソンサンプル集を更新した。
私が必要に迫られて作ったちょっとしたスクリプトや、作ったけどさほど役に立たないスクリプトが追加されている。
2.4.1 現在選択中のマテリアルのイメージノードの画像パスを表示する
2.7.1 ランダムキャラクタ(Michael4他)
2.14 フィギュアのボディを選択する
3.6 マテリアルを一括で赤っぽくする
4.6 マテリアル一括コピー wxPython版
とりあえず、簡単に説明しておこう。
まずは「イメージノードの画像パスを表示する」から。
マテリアルルームで、今開いているマテリアルのイメージノードに使用されている画像のパスを表示するスクリプト。Poserは「イメージノードで使用されている画像ファイルがあるフォルダ」を簡単に開く方法がない。イメージノードで「Browse...」をクリックすると、画像ファイルがある場所とは全然違うところを開きやが、いや、開くので困ってしまうのだ。
私はいつも、Explorerなどで、画像ファイルの名前をキーに検索して、やっとの思いでテクスチャを見つけたりしていたのだが、このツールのおかげで表示されたパスをコピペしてExplorerで開くだけで、目的の画像ファイルにたどりつけるようになった。
けど、ほんとはExplorerも自動で開いたりするともっと便利だよな、と今思った。いずれ検討したい。
続いて、ランダムキャラクタ。
スクリプトを実行すると、顔つきがランダムに変わるので、良さそうなのができたらオリジナルキャラクタとして採用しよう、という一見便利なスクリプト。だが、偶然お気に入りの顔が出来る確率は極めて低い。
適当な脇役キャラクターを作りたいな、というときにでも使ってみるといいんじゃないだろうか。
「フィギュアのボディを選択する」
実行すると、現在選択中のフィギュアの「ボディ」を選択状態にする。ショートカットに設定しておくと、フィギュアの配置や向きを変えたいな、というときにすこーし便利。
「マテリアルを一括で赤っぽくする」
マテリアルのアンビエントに赤を設定して、肌の血色を良くするスクリプト。GUIから、対象マテリアルを選んで実行する。強引に赤くしているので、ライティングによっては赤くなりすぎることもある。
「マテリアル一括コピーwxPython版」
すでに収録済みのマテリアル一括コピーと同じ機能を、Poser8/PoserPro2010のGUIで実行したもの。特になんかいい機能が追加されているわけではない。Poser8GUIのサンプルとしてみていただくといいんじゃないだろうか。
関連:
Michael4 Base紹介
Poserパイソンサンプル集(ソースつき)