PoserPro2014のときにも似たようなことを書いたが、 PoserPro 2014 Game Dev はもっと簡単に日本語化が出来た。
PoserPro 2014 Game Devでは、設定画面の「Language」は、「English」のまま切り替えできない。しかし、日本語表示するための情報は内部に持っているのだ。これをゴーインに差し替えることで、インタフェースの日本語化ができる。
ただし、日本語メニューはPoserPro2014相当で、GameDevの拡張部分は含まれていない。この部分だけ手動で、英語版メニューから設定箇所を「コピー」する必要があるのだ。
まずは、設定ファイル群をバックアップしておこう。
<PoserPro2014GameDevインストールディレクトリ>\Runtime\ui 以下をまるごと、どこか適当なフォルダにコピーしておく。 ・・・<フォルダA>とする
<PoserPro2014GameDevインストールディレクトリ>ui\altUI\Japaneseに日本語UIの設定ファイルが入っているので、全ファイルを選択(Ctrl+A)して、コピー(Ctrl+C)
<PoserPro2014GameDevインストールディレクトリ>uiに貼り付け(Ctrl+V)
▲けっこうたくさんあるが、これらをまるごとコピー
さて、この状態だとメニューは日本語化されているが、GameDevの新機能が抜け落ちている状態だ。そこで、以下のファイルを手動で編集する。
編集するファイル: <PoserPro2014GameDevインストールディレクトリ>ui\Poser.xrc ・・・ <フォルダB>
さくらエディタなど、UTF-8形式で保存できるエディタで編集しよう。あれ?メモ帳でもUTF-8で保存できるのかな?
なお、上記ファイルはこのフォルダ内では直接編集できないので、マイドキュメントとかにいったんコピーして編集しよう。
同時に、<フォルダA>\Poser.xrcをエディタで開く。
フォルダAのPoser.xrcの以下の部分をコピーして・・・
フォルダBのPoser.xrcのココに貼り付け
フォルダAのPoser.xrcの以下の部分をコピーして・・・
フォルダBのPoser.xrcのココに貼り付け
フォルダAのPoser.xrcの以下の部分をコピーして・・・
フォルダBのPoser.xrcのココに貼り付け
たぶん、この3箇所を手動差し替えすればいけると思う。漏れてたらごめん。
なお、このPoser.xrcはアップデートなどで更新される可能性が高いので、上記作業が終わったら、Poser.xrc.newなどと名前をつけてコピーを取っておこう。まあ、uiフォルダまるごとコピーでもOKだ。
そんな感じ。
この作業により、ユーザ・インタフェースは日本語だけど、内部データを勝手に日本語に差し替えたりしない、理想的なPoserが誕生するのだ(言い過ぎ?)
インタフェースはできたら日本語がいいんだよな・・・と思っているPoserPro2014GameDevユーザのあなたは、試してみるといいかも知れない。
関連:
Poser Pro 2014 Game Dev ファーストインプレッション