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Vue6 エリア照明

 Vue 6の素敵機能、エリア照明についてメモっておきたい。


▲球を「エリア光源」化した例

 これはなんなのかと言うと、Vue6で新しく追加された光源のタイプだ。エリア照明には次の2タイプがある。

  •  長方形の面を発光させる「照明パネル」
  •  プリミティブ(基本図形)やオブジェクトを「光源化」できる「エリア光源」

 順に見ていこう。

 照明パネル

 光る長方形の板だ。ざっと思いつく使い道は、蛍光灯。Vue5ではなかなかうまく作れなかったが、ものすごく簡単に作れるのだ。他にも計器のランプが光るとか、ゴジラの背びれがビカビカッとするとか、何かと面白い使い方があると思う。面光源もしくは線光源が簡単に作れるのだ。


▲蛍光灯っぽく仕上げた照明パネル

 作り方をメモっておこう。

 画面上部のメニューから、オブジェクト→光源の作成→照明パネルを選択する

 自動的に照明パネルが選択状態になり、画面右上のプロパティ画面の表示が変わるので、強度を200に変更
 照明パネルを細長く変形

 これで完了。簡単だ。

エリア光源

 球や立方体はおろか、オブジェクトまでも光源にしてしまえるという超おもしろ機能。

 使い道としては、「幽霊」「オーラ」「ホログラフ」など。ぜひこれで、「スタンド」を作ってみたい。


▲エリア光源化した幽霊ペンギン

 作り方は以下の通り。

オブジェクトをシーン内に呼び出し、選択状態にする

画面上部のメニューから、オブジェクト→エリア光源に変換

 これだけで完成。あとは画面右上のプロパティで光源の強さなどを調整すればOKだ。

 マニュアルでは割とあっさり説明されてて、地味っぽい機能のようだったがこれはいい。すごくいい。さらなるおもしろ機能を探求しつつ、今回の覚書を終わる。

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