Poser6機能を駆使したシーンをVueにインポート

▲Poser6による画像

　私が現在持っているPoserの知識を総動員して作ったシーンである。モデルはBelBel+Aiko用セーラー服。肌にはSSS、服にはうっすらと透けるマテリアルを施し、IIBLをベースとしたライティングに、環境閉塞の影を使っている。

　何をしているシーンかというと、うーん、棒を倒そうとしてんじゃないの？というシーンだ。なんか力の入るシーンを作ろうと思っただけで、特に意味はない。これをVueにインポートしてみる。やり方は、Vue5 覚書を参照。

▲Vue5 Infiniteによる画像

　使用しているのはVue5 Infiniteという最上位バージョンだ。やや、宝の持ち腐れっぽくなっている悲しい高級ソフトの一つである。結構頻繁に有効なパッチがリリースされていて、Poserデータの読み込みもだいぶ軽くなった。

　なんかこう、肌の質感が失われている感じだ。Vue側で質感を再設定しようとしたが、うまくいかなかった。私の持つVueの知識が足りないせいもある。だけど、何故か靴の質感は抜群に良くなっている。肌のような有機物は不得意だけど、無機物は得意だってことなんだろうか。

　じゃあ、というわけで、Poserから無機質ぽいものをインポート。少し前に紹介した、山小屋（Country Cottage)である。

▲Vue5 Infiniteによる画像

　ライトは適当に配置したが、なかなかかっこいい。Poser6の画像と比べてみよう。

▲Poser6による山小屋

　比べてみておいてなんだが、明確にここが違うというのがイマイチぴんとこない。しかし、素人目にもvueの方が現実感があるような気がする。もう一枚、海外アパート風の背景セット、Apartment39をインポートしてみた。

▲Vueによる画像

　リアルだ。すごいリアルだ。ちなみに、Poser6での画像はこんな感じ。

▲Poser6による画像

　けっこう、グッとくる画像が作れるものだ。特にPoserから安い背景セットをインポートしてリアル画像が出来てしまうのは、ちょっと楽しい。VueにはそろそろSSSとか環境閉塞とか、その他私の理解できない新機能を色々持つVue6の英語版が出るという話だ。これを機に、持ち腐れているVue5をなんとか活用していこうと思いつつ今回の覚書（？）を終わる。

関連：
Aiko用セーラー服紹介
顔のつやをリアルにしてみる（SSS適用）

次のVue用のHDRI素材を衝動買いへ