Vueアドバンスドガイドブック―3DCGでつくる美しい世界を読みながら、作例の「ゴッドレイ」を作った。
ゴッドレイというのは、雲の切れ間から、太陽の光がパァァーッと差し込んでいるのが見えるという現象を指している。出来上がった画像の奥の方をじーっと見ると、なんだか光が差し込んでいるような、よくわかんないようなそんな程度の効果は出ていると思う。
結構、ゴッドレイの効果を出すのはめんどくさいようなので、ちょいと覚書。
大気エディタにて、大気モデルを「スペクトラル大気」に変更
「天空、霧ともや」の一般設定にある「ゴッドレイ」にチェックを入れる
大気エディタの「雲」で、雲の質感を選択
「雲」→「スペクトラル」から質感を選択
「ゴッドレイ」の発生条件として、雲の照明モデルが「ボリュメトリックレイヤー」でなければならないとのことだ。解説書では、「質感はボリュメトリックでなければならない」とあったが、「スペクトラル」の質感でないと、照明モデルが「ボリュメトリックレイヤー」にならない。よくわからない。
質感エディタにて「照明と効果」タブの、照明→「影を落とすにチェック」を入れる
これでゴッドレイが発生するはずだが、きちんとパラメータを調整しないとキレイに出ない。難しいのであった。
関連:
Vue6を対象にした解説本 Vueアドバンスドガイドブック―3DCGでつくる美しい世界